今夜は先週の堂林翔太に続き、飛躍を期待されている鯉戦士・磯村嘉孝の高校時代の秘話をお送りします。

中京大中京高等学校は1923年(大正12年)に中京商業学校として創立。
高校野球草創期から名を連ねる伝統校にして強豪校で、甲子園全国大会の通算勝利数「133勝」、春の選抜と夏の甲子園の11度の優勝回数はいずれも全国最多です。
夏の全国大会3連覇という偉業も達成しており、今もなお中京大中京以外に成し遂げた高校はありません。
カープの選手は紀藤真琴、堂林翔太、磯村嘉孝など5名を輩出。
エース・堂林翔太を擁して優勝した2009年の夏の甲子園大会、チームの要となる捕手として堂林のボールを受けていたのが磯村でした。
磯村はどんな状況でも落ち着いてチームを支えることができていたキャッチャーだったといいます。
そんな磯村の学生生活や野球への姿勢はどうだったのか、当時を知るコーチやチームメイト、学校の先生を訪れ、まだあまり知られていないエピソードを紐解きます。