ゲスト:和田まあや

ルーキー時代の緒方孝市や野村謙二郎、江藤智を厳しく鍛え上げた、岡義朗というコーチがいました。
足が速く、内外野どこでも守れるスペシャリストとしてゲームの終盤に起用されることが多かった元鯉戦士で、カープ初の日本一となる1979年、後に「江夏の21球」といわれる歴史的瞬間にグラウンドに立っていた選手です。
その岡が各球団を渡り歩き、2軍コーチとして広島カープに戻ってきます。カープに叩き込まれた選手時代の経験を生かし、猛練習で若手を指導。後に名選手となる若鯉を次々と1軍に送り出します。
その中には新井貴浩の姿も。しかもその後、互いに阪神に入ることとなり、そこでもコーチと選手という間柄で再会を果たします。タイガース時代の新井も見守ってきた岡の目に、今の新井貴浩はどう映っているのでしょうか。自身の野球人生を振り返りながら、現在も躍動する教え子たちのエピソードも語っていただきました。