20160630_01.jpg

黒田復帰に沸いた2015年。広島は背番号15の一挙手一投足に注目し、いつしか黒田の代名詞は〝男気〟に変わっていた。
11勝を挙げ、日米通算200勝まで残り7勝として終えた2015年オフ。
記録について尋ねると、「来シーズンのことは一切考えてないですし、200勝って
周りの方はよく言われますけど、自分の中では現時点ではね、そこまでこだわりはないです」と黒田。
黒田は自身の記録に興味はない。

男がマウンドで腕を振り続ける理由――。
それは「自分のために野球やるっていうのは、ほとんどそういう感覚で今は野球やってないですね。自分のためだったら、いつでもやめてもおかしくなかったと思います。応援してくれるファンの期待に応えたいっていうのと、恩返ししたい気持ちで今は常にマウンドには上がってますけどね」。

男は2016年も現役を続行。
チームのため、そして応援してくれるファンのため投げ続けた男が辿りついた200勝という偉業。

達成後、黒田は何を感じ、どんな言葉を発するのか。

これまでの歩みから達成当日まで、200勝の軌跡を振り返りながら黒田の思いに迫っていく。