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■ロケ便り

 10月中旬のある秋晴れの日。いま、ドラマにバラエティ番組にと大活躍の俳優・石原良純さんが広島にやって来ました。
 石原さんが訪ねたのは、広島県世羅町に住む井藤文男さんと三次市に住む菅昭和さんの2人。井藤さんは、絶滅危惧種のダルマガエルも暮らす無農薬の田んぼでお米作りをしています。トレードマークは白く長いひげ。まさに仙人のよう。一方の菅さん。本業はクリーニング屋さん。地元・尾関山の自然を中心に、今ある動植物の生態をホームビデオで撮影し後世に残そうとしています。広島弁のナレーションが実にユニーク。
 世羅町では、地元の世羅東小学校4年生の児童たちと、田んぼに入ってダルマガエル探しも体験した石原さん。子供たちと一緒に虫かごの中を覗き込む姿が印象的。昼食は地元のみなさんがご用意くださった炊き立てのご飯を頂きました。炊き出しに使った燃料は、籾殻を固めて作った「モミガライト」というエコ燃料。ダルマガエルの田んぼで採れた炊き立てのお米は甘くてふっくら。さわやかな秋晴れの空の下、自然に囲まれていただく食事に、石原さんも「最高だね」と目を細めていました。
 次に訪れたのは三次市。尾関山公園展望台から石原さんが発見したのは、今年4月に廃線となった三江線の線路。鉄道好きとしても知られる石原さん、さっそくロケの合間に三江線の駅舎を見学に。うだつのある三次の古い町並み散策も楽しまれました。
 全国を駆け回り、忙しい毎日を送る石原さんの目に、自然に寄り添い生活をする2人の姿はどのように映ったのでしょうか。このロケの模様は、2019年2月、広島ホームテレビ地球派宣言25周年特番として放送予定です。

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