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人類史上で唯一、原爆投下を命じたアメリカ・トルーマン元大統領。
その孫であるクリフトン・トルーマン・ダニエル(58)は
幼い頃から「原爆投下は正しい判断だった」と教えられてきた。

その考えを変えるきっかけは、”折り鶴の少女サダコ”との出会い。
原爆による白血病を患い、生きる願いを託して鶴を折り続けた佐々木禎子。
その物語に触れたダニエルは、3年前、初めて被爆地を訪問した。

被爆証言集の出版に取り組み、トルーマン大統領を称える博物館に、サダコの鶴を展示する決断をした。

被爆70年、祖父の遺産に向き合い、
日米のいまを見つめたダニエルが辿り着いた答えとは。
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