広島ホームテレビ

放送番組審議会

第484回

開催日:平成31年2月19日(火)
場 所:広島ホームテレビ特別会議室
【課題番組】
新・にほん風景遺産 吟醸酒のふるさと広島・西条
~25万人の酒まつりと酒造り小学生オペラ~
番組について

毎年10月上旬に25万人を超える人出でにぎわい、灘(兵庫県)・伏見(京都府)と並び称される酒都(しゅと)・西条で開催のお酒の祭典「酒まつり」。
全国約1,000銘柄の地酒試飲ができる酒広場のほか、西条蔵通り周辺では各蔵元がコンサートなど趣向を凝らした酒蔵イベントを催します。
西条の町並みは漆喰塗りのなまこ壁やれんが造りの煙突が情緒を醸し、酒蔵の集まるJR西条駅南側一帯が、昨年イコモスの認定した「日本20世紀遺産20選」にばれました。
番組では、酒をテーマに旅します。穀倉地帯である東広島市での酒米の収穫、酒の神様「松尾神社」の神事と大酒林御輿行列や7つの酒蔵で日本を堪能…。
「杜氏の里」と言われる安芸津町で酒造りの原点を探るほか、精米のトップメーカ誕生秘話、蔵人のまかない飯「美酒鍋」、小学が演じる酒つくりオペラ「白壁の街」など酒文化の詰まった旅を紹介しています。

 

出席委員

前川功一委員長、小川富之副委員長、荒木裕三委員、大井美恵子委員、河合直人委員、副島英樹委員、見延典子委員

 

合評での意見
  • 酒祭りに行ったことがなかったが、行った気分になれる番組だった。一番印象に残ったのが、小学生のオペラ、地元ならではの教育ですばらしかった…
  • 西条がどうして、三大酒どころか、わかりやすかった。映像もドローンを使って、効果的に使われていた。CM前の映像も、地球派宣言で培われた技術で、よかった。
  • 広島出身ではなく、酒祭りを詳しく知らなかったが、番組を通して、お酒で一つにつながっている街という歴史的な発見があった…。
  • 普通の酒祭りの風景だけでなく、いい意味で裏切られた。知らないことがたくさん出てくるので、視聴率につながった気がする。細かい数字、1008銘柄や酒祭りに25万人、人口が7万6000人など、数字を織り交ぜて紹介して、よかった。また、西条だけで終わると思ったら、安芸津町の吟醸酒の話しも出てきて、広がりもあった。
  • 小学生のオペラがタテ軸だったが、構成上、切り口としてよかったのか…。西条に住んだことがあるが、なぜ、酒祭りが一大イベントになったのか、もう少し裏側を知りたかった…。