広島ホームテレビ

放送番組審議会

第452回

開催日:平成27年11月20日(水)
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
【課題番組】
テレビ朝日系列 中四国ブロック特別番組
幕末サムライ番長 高杉晋作のブッちぎり人生
~面白きこともなき世に面白く~

放送:11月7日(土) 14:00~
制作:広島ホームテレビ 瀬戸内海放送
   愛媛朝日テレビ 山口朝日放送

番組について

俳優・的場浩司が、高杉晋作のゆかりの地を巡る長州・瀬戸内の旅。小説やドラマでは描かれることのなかった「高杉晋作」の実像に肉迫する。時は幕末、動乱期。最新兵器 “アームストロング砲”を搭載した軍艦で、片手にピストルを持ち、瀬戸内海に出撃するサムライがいた。その名は、長州藩士 高杉晋作。幕府軍15万に対し、長州軍はわずか4千あまり。武士、農民、町民による混成ゲリラ部隊「奇兵隊」を結成し、徳川幕府に徹底抗戦。誰がどう見ても圧倒的に不利な戦い…。
しかし、”サムライ”高杉晋作は、扇を持って一言 「幕府の船を撃破するには、この扇一本で十分!」
今もなお、多くの人々をひきつける男・高杉晋作とは、どんな男だったのか――
吉田松陰の愛弟子?”討幕”を導いたカリスマ?新時代を見ることのなかった早世のヒーロー?
様々なイメージのある”維新志士”高杉晋作に、多角的な視点から迫ります。

合評での意見
  • 番組の構成がよくできていた。
  • 以前と比べて、ブロック番組の制作体制のすみ分けが良く出来ている。
  • オープニングはこの後を期待させる作りとなっており、興味深く見ることができた。
  • 明治維新の番組は知らない人が多いが、登場人物をわかりやすい作りで紹介していて良かった。
  • 男性のナレーターのテンションが高く、内容も破天荒で少し引いてしまった。
  • 脳科学者ならではのコメントを期待していたが、私見もなく残念であった。
  • 晋作の手紙の紹介部分はもっと深く丁寧にしてほしかった。
  • 歴史研究家と脳科学者の役割分担をもっと工夫してほしい。
  • 晋作のエピソードがたくさん出てきたが、年代的なものがわかりにくかった。
  • 横のつながりを説明して、全体像をわかりやすくしてほしかった。
  • 晋作の趣味の番組になりすぎている。客観性をもち通史をもっといれればよかった。