広島ホームテレビ

放送番組審議会

第422回

開催日:平成24年11月21日(水)
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
【課題番組】

テレビ朝日系列中四国ブロックネット特別番組

『維新の・ぼーる~時代を生き抜く“野球”のチカラ~』

放送:平成24年10月27日(土)14:00~14:55
制作:広島ホームテレビ 山口朝日放送 瀬戸内海放送  愛媛朝日テレビ

番組について

明治の俳人・歌人 正岡子規。彼は幼名「升(のぼる)」から、雅号を野(の)球(ボール)にしたこともあるほど、野球を愛していました。野球の歌を詠み、日本初の野球小説を書き、ベースボールから「打者」「走者」「四球」「直球」などの野球用語を訳し、今に伝えたのも正岡子規です。晩年は肺を患い、血を吐きながらも野球をやめなかったそうです。なぜ、彼はそれほどまでに野球を愛してしまったのでしょうか?
番組では、仲村トオルが東京にある野球体育博物館を訪れ、野球の普及に貢献した子規の足跡をたどります。また、子規を追って松山にやってきた古田敦也は、野球と子規の関係を解き明かすため、明治の野球の再現を試みます。子規の愛した野球とはどういうものだったのか。番組で迫ります。

合評での意見
  • 明治の野球のルール、正岡子規と野球とのかかわりなど、全く知らなかった事を教えてくれて興味深い番組であった。
  • 色々な秘話が出てきて面白かった。明治の野球と今の野球の違いなど、とても好奇心をそそられた。
  • 一つ一つの素材は良いが、つながりが今一つであった。テンポも良くなかった。
  • 出演者の選択、古田敦也さんの人選が、非常によかった。
  • これまでのブロック番組の作品の中ではベストであった。随所に正岡子規のうたを味あわせてくれて、言葉の力を感じた。