広島ホームテレビ

放送番組審議会

第388回

開催日:平成21年6月16日(火)
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
【課題番組】
『HOME Jステーション(ローカル部分)』

放送:平成21年5月14日(木)16:50~18:56
制作:広島ホームテレビ

番組について

『HOME Jステーション』は、2003年3月に放送を開始して、今年で7年目に入りました。2008年は、同時間帯視聴率トップを記録し、広島の夕方ニュースとして県民に認知されました。この番組は、東京からの最新ニュース、広島のニュースで構成され、4月からは新コーナーの広島ホームテレビ環境キャンペーン「地球派宣言」と広島ホームテレビスポーツ応援キャンペーン「勝ちグセ。J」が始まりました。また、キャスターも渡辺徹と中元綾子の新コンビでお送りしています。

合評での意見
  • どのコーナーも興味深い内容だが、もう一歩踏み込みが足らなく、視聴者に知らせるだけで終わっている。放送を見て印象に残り、行動に移すというような感動を与える工夫が必要だ。そのためには、次の行動に移すための情報も盛り込んでほしい。
  • 特集「盲導犬事情」は、盲導犬の日常生活や活躍、そして現状を知ることができてとても印象に残ったが、番組を見て感動した人が、募金やボランティアに協力したいと思った時の情報がなかったので残念だった。募金の使い道、パピーウォーカーや引退した盲導犬の介護ボランティアまで取材されていれば、完結した内容だったと思う。
  • 特集「世界砂像フェスティバル」、土日の高速料金が千円になったので、近県の観光スポットを紹介することは、小旅行の参考になり良いことだ。
  • 視聴者の多くがカープファンで、カープの試合や選手の情報を知りたいと期待しているので、「勝ちグセ。J 」のコーナーで応えてほしい。今後も地元の放送局としてカープや広島のスポーツを応援してほしい。
  • 地球派宣言「森に遊ぶ・森に学ぶ」を見て、今まで地球全体の問題として考えていた環境問題を身近なものとして捉える事を教わった。何から手をつければいいのかわからないので、詳しい連絡先があれば、次の行動をすることができたのにと残念に思った。
  • 視聴者は、在宅の高齢者や主婦が多いので、そういう人を対象にした特集を放送してほしい。
  • とても興味をそそる特集や地元のニュースだが、この放送時間は見られない人も多いので、深夜の再放送も考えてほしい。
  • コンセプトのしっかりした番組というイメージがするので、今後もこの姿勢を崩さないでほしい。
  • キャスターの新コンビは明るい雰囲気が良い。もっとコミュニケーションを取って、番組を盛り上げてほしい。渡辺徹アナウンサーの駄じゃれも楽しみのひとつ。
  • 全体的に、そつなくよくまとまっているが、印象に残らない。今後は、掘り下げるところはより深く掘り下げてほしい。