広島ホームテレビ

放送番組審議会

第386回

開催日:平成21年4月24日(金)
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
【課題番組】
『北斗晶の鬼嫁運動記者倶楽部SP』

放送:平成21年3月28日(土)9:30~10:25
制作:広島ホームテレビ

番組について

「鬼嫁」ことアスリート主婦・北斗晶がカープ、サンフレッチェ、アマチュアスポーツなど広島のスポーツの活躍を紹介する。2007年5月にスタートして以来、スポーツ応援番組として視聴者に支持され、今春には放送も3年目に入った。今回は、広島市民球場最後の日のドキュメント、新球場を紹介する。また、カープとサンフレッチェの活躍も紹介した。「未来のアスリート」では、子供たちのスポーツクラブを紹介する。

合評での意見
  • 市民球場最後の試合、新球場、カープの開幕戦などカープに関する内容が多い分、サンフレッチェが少なかったことが残念だ。地元の子供たちの活躍を伝えている「未来のアスリート」は、子供たちにとって大変励みになるので、今後も広島のスポーツを盛り上げるような放送をしてほしい。
  • 広島市民球場最後の日の特集は、カープの歴史を感じさせ、影で支えてきた人も取材されていて、とても印象深い内容だった。新球場の紹介は、これから起こるカープの活躍を期待させ、ファンを応援に行ってみようと思わせるような内容だった。
  • 広島のスポーツを視聴者の目線で伝えている点は好感が持てるが、色々な番組で視聴者は情報を得ているので、カープ選手の分析など、この番組独自のデータを発信することも今後は必要である。
  • 経済状況が厳しい時期に、健康的で明るく楽しい番組は見ている人に元気を与える。また、地元のスポーツを応援する姿勢が、県民に活気を与える。
  • 番組の主軸をカープに設定し、対比してサンフレッチェを取り上げていたが、サンフレッチェは時間が短く、サッカー選手やサッカーそのものが軽薄だと誤解されるような構成で憤りさえ感じた。サンフレッチェや選手のイメージダウンになるのではないかと心配した。