広島ホームテレビ

放送番組審議会

第381回

開催日:平成20年10月30日(木)
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
【課題番組】
『HOMEJステーション(ローカル部分)』

放送:平成20年10月13日(月・祝)16:50~18:56
制作:広島ホームテレビ   

番組について

『HOME Jステーション』は、2003年3月に放送を開始して、今年は6年目に入 りました。
2008年4~6月は、同時間帯視聴率トップを記録し、広島の夕方ニュー スとして広く県民に親しまれています。
この番組は、東京からの最新ニュース、広島のニュースで構成され、情報コーナーでは生活感・季節感を取り入れ、10月からは 新企画、団塊世代を応援する「アクティブライフ」、グルメコーナーを充実させた「ひろしまグルメ街道」と一味違う情報報道番組として放送しています。

合評での意見
  • キャスターの二人に安心感があり、地域の情報を幅広く発信しようという姿勢は評価できる。
  • 伝えたい情報が多すぎるため、個々の内容が浅くなっている。視聴者は、見応えのある特集や掘り下げた情報を期待している。
  • 「カーシェアリング」は、原油高・エコ・節約など今一番興味深い内容だが、関西の情報が多く広島の情報が少ない。
  • 「元気のでる会社・香る堂春長」は、地産地消の米粉を使ったお菓子を取り上げ、レポーターの大松しんじは、会社訪問に相応しい服装で、感想も的確に表現していてとてもいい印象が持てた。
  • 新コーナーの「ひろしまグルメ街道」、「支局リレーリポ」は心温まる話題で好感 が持てた。とかく広島市内に集中する話題を県内各所から取り上げられると地元民にとっては喜ばしいし親近感が持てる。今後も期待したい。
  • 行楽の季節「キノコの見つけ方からおいしい食べ方まで」という特集は、季節柄とてもよい企画だが、タイトルから想像していた内容と違い、最終的にはキノコ教室に行くことをお勧めしますという締め方にがっかりさせられた。キノコによる事故が例年多発しているので、食べられるキノコ、毒キノコとの見分け方などもっと詳しい情報がほしい。
  • 「海自第1術科学校の事件」についてのニュースは、全国版でも広島のローカル版でも取り上げていたが、同じ程度の内容だった。ローカルでは、もう少し詳しい内容が報道されるのではないかと視聴者は期待する。