広島ホームテレビ

放送番組審議会

第376回

開催日:平成20年4月23日(水)
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
【課題番組】

熟年ファイダーズ企画第2弾

『食のコメディアン参上!~老いを支える笑いの力~』

放送:平成20年3月15日(土)夕方4:00~4:55
制作:広島ホームテレビ

☆放送番組全般について
☆苦情・意見等の概要について
番組について

老人福祉施設に勤める管理栄養士・徳納和子さんは、管理栄養士仲間で“もぐら探偵団”を結成。高齢者とその家族に向け「笑うこと、食べること、人として笑いながら生きることの大切さ」を、笑いあふれる寸劇で伝えている。更に、地元の三次市三良坂町では“皇渡一座”で活躍。高齢化の地域を、笑いと涙の人情芝居で支えている徳納和子さんを追う。 

合評での意見
  • 高齢化・認知症・介護は今や社会問題。政府や行政が行なうべきことを民間人が行っていることに感心させられた。「笑うこと、食べること、そして笑いながら生きることの大切さ」はお年寄りだけでなく、視聴者の心に残る番組。お年寄りの笑顔がとても印象的で、徳納さんの寸劇をもっと見たかった。
  • タイトルに合わない余分な映像が多く、制作意図の分からない中途半端な番組に仕上がっていた。
  • 徳納和子さんという素晴らしい人材を発掘しながら、高齢化、介護、認知症など社会問題を上手に訴えられなかったことは残念だ。社会問題という難題をテーマにした番組を制作する時は、事前の勉強が必要である。
  • インタビューは、相手が傷つかないような配慮が必要である。