広島ホームテレビ

放送番組審議会

第356回

開催日:平成18年3月24日(金)
場所:広島ホームテレビ 本社 特別会議室
【課題番組】

KHB開局30周年記念特別番組 

『遙かなるオイスターロードの旅』
~牡蠣は世界を結ぶ 日本から渡った牡蠣を求めて~

放送:平成18年2月5日(日)14:00~15:25放送分
制作:東日本放送

☆2006年春の番組改編について
☆放送番組全般について
☆苦情・意見等の概要について
☆その他
番組について

東日本放送ではこれまで環境問題に取り組んだ番組を全国発信してきました。今回は宮城県の特産品“牡蠣”をテーマにしました。かつて「世界の牡蠣王」と呼ばれた宮城新昌氏により、種牡蠣として世界中に渡った宮城牡蠣。宮城新昌氏の娘である岸朝子さんが森公美子さん、きたろうさんと共に父の足跡を訪ね、世界と不思議な縁で結ばれた日本の牡蠣について紹介します。また、海のミルクと称される牡蠣は良い水・良い環境がなければ育つことが出来ません。美味しい牡蠣を育む豊かな自然とそれを守る人々との出会いを通して地球環境について考えさせる環境グルメ番組です。 

合評での意見
  • キャスティングがよかった。森公美子さんときたろうさんは、楽しく期待通りに番組を盛り上げていた。岸朝子さんは歴史的な事実を言及し、番組を深めることに貢献していた。
  • 単なるグルメ旅番組ではなく、牡蠣のルーツや種類を知ることができ、エピソードも豊富で感動的であった。映像もきれいでBGMもよくあっていた。
  • 世界に渡った宮城牡蠣を通して、牡蠣が育つ環境をバロメーターに環境問題をうまく取り上げていた。また、それが押し付けがましくないところに好感がもてた。
  • 字幕スーパーが小さすぎて読み見づらかった。
  • 日本から世界に渡った種牡蠣を追う内容だったが、国内の牡蠣についてはあまりふれられておらず、特に国内生産1位の広島牡蠣についてふれられていないことが残念だった。