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吉弘 翔の It's show time

坂倉・中村奨 次世代捕手を北別府学が徹底解説!

10月20日放送の『みみよりライブ5up!』・北別府学の「週刊GO UP!」は、「坂倉・中村奨 次世代捕手を徹底分析!」をテーマにお送りしました。

 

まずは、3年目・坂倉将吾選手。今季は8月にプロ初ホームランを放つなど、自己最多51試合に出場。7月以降は1軍に定着し、順位を争うチームの雰囲気を肌で感じ取りました。坂倉は今季を振り返り、「打席に多く立てて色んな経験もできたことはプラス」と前向きに捉える一方、「狙った球、甘い球を一発で仕留められなかった」と課題を挙げました。

北別府さんは、「代打での出場も多く一発で仕留めることは難しい!」と理解を示しつつ、ひと振りで捉えるためのポイントを提言されました。ずばり“相手の得意球を狙え”です。「ストライク3球のうち、必ず1球は得意球を投げてくる。その球を狙えば確実性もUPする」とアドバイス。捕手は出場機会が限られるため、まずは来季も代打から結果を残してはい上がることを期待しました。

 

続いて、2017年ドラフト1位・中村奨成選手。今季は2月のキャンプ開始早々に右肋骨を疲労骨折。6月には頭部死球を受けるなどアクシデントも重なりました。中村奨は、「シーズンを通して半分ぐらいしかやっていない」と悔しさを吐露。1軍デビューはもちろんお預け。2軍でも39試合の出場にとどまりました。

北別府さんは、「まずは体が細い。今秋から体を大きくしないと来季チャンスはないだろう」と、体力面について言及。プロの体を作り上げていく中で、2軍で数多く先発マスクを被ることを希望しました。「キャッチャーは、試合に出て相手打者のクセを覚えたり、かけ引きを学んだりしないと投手から信用されない」と、経験を積み信頼されることを期待。中村奨も、「今年は守備のミスがたくさん出た。勝ちに結び付けられるようなリードをしたい」と意気込んでいます。

 

捕手のポジションは、成長すれば10年安泰と言われます。逸材ぞろいの若鯉キャッチャー争い!将来コイの女房役の座を掴み取るのは、果たしてどの選手でしょうか。

 

(10月20日OA みみよりライブ5up!より)