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吉弘 翔の It's show time

北別府さんが期待!「“読み”のプリンス堂林!日南出身ケムナ・初登板」

 

9月16日放送の『みみよりライブ5up!』北別府学の「週刊GO up!」は、「“読み”のプリンス堂林!日南出身ケムナ・初登板」をテーマにお送りしました。

 

まずは、10年目・堂林翔太選手。今季は開幕1軍を掴み取るも、2度の登録抹消を経験。長く続いた2軍暮らしを経て、今月6日の1軍再昇格後はサヨナラ打を放つなど勝負強さを発揮しています。

 

北別府さんは、「周知の通り、力があり、一発長打も打てる選手」と実力を認めた上で、コンスタントに結果が残せていない原因について言及しました。ポイントは、打席での【読む力】です。10年目を迎え経験値も上がっています。「相手バッテリーの配球を“読む”ことで確実性もUPするのではないか」と打席の中での考え方を変える必要性に改善の余地があると見ています。

「第3子が誕生したことで、父として気持ちも高まっているだろう。結果が出ていることをプラスにとらえてほしい!」とエールを送りました。

 

続いては、カープのキャンプ地・宮崎県日南市出身・ケムナ誠投手です。日南高校から日本文理大学を経て2017年ドラフト3位でカープに入団しました。最速154kmをマークする速球派右腕です。今月15日にプロ初昇格初登板を果たすと、7点ビハインドの場面でマウンドに上がり、1イニングを無失点に抑えました。

 

北別府さんは、「順位争いをしている中で初昇格=期待されている証拠」と首脳陣の思いを代弁し、投球に関しては「直球に力強さがあったが、課題を挙げるとすれば“シュート回転”するボール」と今後の修正点も指摘しました。

 

球がシュート回転する原因は、「下半身が粘れず腕が遅れて出るため」と分析。「2段モーションも使いながら、下半身でタメを作って粘れればリリースポイントも安定してくるだろう」とアドバイス。今季の残り試合、さらには来年に向けても楽しみな存在です。

 

シーズンも大詰め。勝敗に加えて、北別府さんが挙げた2選手のポイントにも注目し観戦してはいかがでしょうか。