広島ホームテレビ

Mika@Cafe

中学生と考えた「SDGs」

3月のことになりますが、「先生」をしました!

 

府中中学校1年生の「SDGs」の授業でのこと。

旅行会社、弁護士、パン屋…

様々な職業の人達から「SDGs」の取り組みを学ぶという総合学習の一環で、

その企業の一つとして、生徒たちが

「広島ホームテレビ」の”地球派宣言”に興味を持ってくれたというのです!

同時間にいろんな講師の先生が登場し、

オンラインで興味のある先生の授業を受けるという形で開催されました。

(オンラインの急速な普及は、授業の幅も広げましたね!)

 

”地球派宣言”は、1993年に始まったホームテレビの環境保全キャンペーン。

SDGsが掲げられるずっと前から、継続して取り組んでいるんですよ!

環境を考えるきっかけ作りをするために「キャンペーンメッセージ」「番組」「イベント」、

大きく3つの分野にわけてアプローチしています。

この3つを通じ、「関心」「理解」「行動」につなげてもらうことが目的です。

 

私は、以前放送していた夕方ワイドの「Jステーション」レギュラーコーナーや特別番組の放送で

リポーターとして数年関わっていたので、いろんな取材をしてきた経験があります。

今回は、直近の特別番組「広島の水の中 もぐってみました」の取材から見えた広島の水の課題…

瀕死の海とも言われた瀬戸内海…

海をキレイにしたら貧栄養化し、生き物が育ちにくくなった現状…

温暖化などによる生態系の変化…など、広島の海や川の今を伝えました。

私達は、メディアとして、取材しなければ見えない「姿」や「現状」を発信します。

それを知ったみんなには、「感じたこと」、「行動」をそれぞれにしてほしいという話をしました。

 

「テレビ」は「情報」を伝えますが、

受け取った「視聴者」には、それを「行動」のきっかけにしてほしいのです。

その輪が広がれば、「SDGs」の考えや取り組みが広がります。

 

 

感想にこんなのがありました。

「放送局がこんなにたくさんSDGsの取り組みを行っているとは知りませんでした」

「すべてのことをメディアによって『伝える』ことができるので

 取り組みを拡散するうえでは、ある意味『最強だな』と思いました!」

 

 

そうなんです!

私も取材する度に、じゃあ自分は何ができるんだろう…

課題が見えた分、何か社会や環境を変えるには、自分の無力さを痛感することも多々あります。

 

でも、テレビは「多くの人達に『伝える』」という大きな力、役目があるのです!

この感想をいただいて、私自身、

これからも使命感を持って、テレビの力で様々な実態を伝えていこうと改めて思いました。

 

世界が一丸となって取り組むSDGs。

2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すために。。

 

私も体力の続く限り(笑)、、まだまだ水中取材、していきますよ!