しゅわっち!

夢舞台「デフリンピック」へ羽ばたけ!

こんにちは。西田隆人です。

 

突然ですが、皆さんは「デフリンピック」をご存じですか?

オリンピックにもパラリンピックにも似た響きの言葉ですよね。

デフは英語にすると「Deaf」で、耳が聞こえないという意味です。わかりましたでしょうか。

 

そう、耳の聞こえない「ろう者」にとってのオリンピックなんです。

 

オリンピック・パラリンピックと同様に、大会の開催は4年に1度、夏季大会と冬季大会に分かれています。

歴史は古く、1924年にフランスで第1回大会が開かれました。

次のデフリンピックは来年12月にブラジルで夏季大会が開かれる予定です。

 

そのブラジルデフリンピックへの出場を目指している男子卓球選手が広島にいるんです。

伊藤優希選手(22)です。

 

「卓球の魅力は何といってもラリー。続くと楽しいんです」と話す伊藤選手は、

小学5年生のときに学校の先生の勧めで卓球を始めました。

以降、着々と実力を伸ばし、2015年、広島南特別支援学校高等部2年生のときに、全国ろうあ者選手権の男子シングルス

で優勝し、悲願の日本一に輝きました。

高校生で日本一、まさに「ろう卓球界、期待の星」です。

 

 

そんな伊藤選手は2017年に2度目の日本一にとなり、同年トルコで開催のデフリンピック出場が期待されていましたが、

全日本ろうあ連盟の派遣基準を満たすことができず、夢舞台への出場は叶いませんでした。

 

「自分の実力が足りなかったということ。あと一歩のところで出場できず本当に悔しかった」と振り返ります。

 

 

あのときの悔しさを晴らすため、22歳となった現在は、

社会人として働きながらも、週5日の練習を続け、夢舞台でメダルを取ることを目指しています。

 

「デフリンピックに出場し、さらにメダルを獲得するためには、筋力面も技術面もまだまだ課題がたくさんあります。

でも目標を叶えるために、これからも毎日頑張っていきたいです」。

 

謙虚にひた向きに努力を続ける伊藤選手。

来年のデフリンピックの表彰台で、きっと満面の笑みを見せてくれることでしょう。

その姿を見るのが今から楽しみです。