番組は2015年3月をもって終了しました。8年間応援ありがとうございました!
新番組「よなよなテレビ」をどうぞよろしくお願いいたします。
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第50話 「矛盾のテリーヌと失敗作のパンケーキ」
土曜日の昼下がり、ブランチには遅すぎる本日最初の食事を取る。 「いただきます。」 しかしながら、僕は、ダイニングに腰掛けたまま、じっと、プレートを見続けている。 こんな低血圧の僕に、すっかり、あきれ顔...
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第49話 「マトリョーシカ協奏曲」
僕の人生の中で、最も恥ずべき「失態」。 それは、あまりの忙しさに気を取られ、彼女の「誕生日」を忘れてしまった「事実」である。 言い換えれば、彼女を驚かせることが大好きな僕が、無意識に仕掛けた「最悪のサ...
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第48話 「仲直りのレシピ」
「今夜は、ナシゴレンを食べました。」 メールの末尾に、素っ気なく書き足される「本日のメニュー」。 ケンカをした翌日にも関わらず、いつものように、自分の食べた料理を報告する彼女。 僕にとっては、初めての...
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第47話 「新型ワーカホリック・ワクチン」
早朝、会社に向かう僕の背中の向こうから、彼女の声が届く。 「風邪なのに仕事して、辛くないの?」 「怒り」と「諦め」が綯い交ぜになったその声色は、より一層、僕の溜息を白くさせる。 僕は黙って頷き、iPo...
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第46話 「青空の恐怖と飛行機雲の覚悟」
夏の空は、透き通るように青く、そして、その空は僕を未だに見下ろしている。 まだ僕が少年だった頃、僕は本気で、「大空を飛びたい」、と、思っていた。 芝生の丘に寝転がり、いつも見上げていた青空を、真下に見...
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第45話 「ローカル言語の行間」
僕は、日本全国47都道府県の「土地」を、全て踏んできた。 その土地の名物を食し、その土地の風景を望み、その土地の言葉を聞く。 方言。 各々の土地で、長い時間をかけて淘汰と進化を繰り返し、「今」に伝えら...
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第44話 「エジソンのテスト」
幼い頃、夏休みの宿題で、一番好きだったのが、「読書感想文」だった。 なぜなら、図書館にある「世界の偉人伝シリーズ」を、片っ端から読みあさっていた僕には、たくさんの憧れのヒーローたちが、頭の中に存在して...
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第43話 「人生の編集方法」
どんなに経験を重ねても、どれだけ修羅場を潜り抜けても、僕には、なじめない瞬間がある。 「初対面」。 心の中では、適度な緊張が己を支配し、頭の中では、相手を分析するためのプロファイリングが繰り返される。...
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第42話 「八分休符の足音」
ヨーロッパでは街の至る所で、「ベンチ」を見掛けることができる。 教会を見渡す丘の上に、石畳の路地裏に、街路樹の隣に、そっと、そのベンチは佇み、恋人たちの会話を育んでいる。 その日の昼下がり、ベルリンの...
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第41話 「旅に出る理由」
ある哲学者は言いました。 「人生とは旅のようなものであり、旅とは人生のようなものである。」、と。 僕は、もう一度、バックパックから荷物を広げ、忘れ物が無いかどうかを確認する。 大好きな本が3冊、愛用の...
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第40話 「二人乗りバランスボール」
「伝説の人事面接官」と呼ばれる人に出会ったことがある。 彼は、日本を代表するような大企業の人事コンサルティングを勤め、一方で、就職活動をする大学生にアドバイスを送っている、言わば、人事・採用のスペシャ...
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第39話 「人生クイズ」
人は、ある時、ある瞬間、何らかの「答え」を出さなければならない局面に遭遇する。 それは、好むと好まざるに関わらず、何の前触れもなく突然訪れるものもあれば、長い時間を掛け、相当の準備をもって迎え入れるも...
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第38話 「思考するエベレスト」
「人はなぜ山に登るのか?」 そんな哲学的な問いに、こう答えた登山家がいる。 「そこに山があるから」 イギリスの登山家であるジョージ・マロニー。 20世紀の初め、まだ誰もその頂に立ったことのない処女峰を...
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第37話 「時間論 ~運命非存在的証明~ ③」
幸田露伴はその著書「運命」の冒頭部分でこんな書き出しをしている。 世おのづから数というもの有りや。 有りといえば有るが如く、無しと為せば無きにも似たり。 もともと、「数」という文字の中には、「運命」と...
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第36話 「時間論 ~運命非存在的証明~ ②」
フランスの社会学者ボードリアールはその著書「宿命の戦略」の中でこんな言葉を残している。 神は言った。 「偶然は私をくたくたにする」 全知全能の神であっても、翻弄されてしまう「運命」という大きな力。 そ...
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第35話 「時間論 ~運命非存在的証明~ ①」
ロシアの文豪、ドストエフスキーは、晩年、こんな覚書を残している。 人生とは道である。 私たちには、そこで様々な仕方で、出逢うことが起こる。 この出逢うこと、こそが、人生の真実である。 このの中に、無限...
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第34話 「LOVE LETTER」
A long time has passed since we have first met. We were wrapped gently by the innocent light of the ...
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第33話 「過去の人」
全ての人に、平等に与えられているもの。それは、「過去」である。 ある作家は言いました。 「過去は人生を生き抜く原動力となる。」、と。 確かに、「過去」に得た経験や知識を用いれば、「未来」を切り開くこと...
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第32話 「おしゃべり洗濯機」
洗濯機が壊れた。 初めて一人暮らしを始めた時に買ったその洗濯機の年齢は8歳と4ヶ月。 もう寿命となってしまったのか? それとも、故障しているだけなのか? その事実さえも、その洗濯機は語ろうとはしない。...
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第31話 「恋文バイオリン」
2001年の秋、僕はボストンにいた。 1973年からボストン交響楽団を率いてきた指揮者・小沢征爾が、翌年からウィーンへ渡り、オペラを指揮するというからだ。 もう、彼はシンフォニーを奏でないのか? 伝説...
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第29話 「説得力のある喜怒哀楽」
ある哲学書には、こう記されてある。 「人は4つの場所しか移動できない。それは、喜怒哀楽という4つの感情である。」 ぐるぐるぐるぐる。 僕たちはこの4つの感情を、昨日、今日、明日と移動し続けている。 ど...
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第28話 「待つということ」
あなたは、どれくらいの時間、待つことができますか? 恋する人との待ち合わせ。 手紙の返事が届くまでの時間。 美味しいゴハンに有り付けるまでの待ち遠しさ。 息苦しい病院の受付。 僕たちは様々な場面で、「...
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第27話 「ハンカチーフをプレゼント」
人は、愛する思いを伝える時に、人生の節目に歓びを伝えるときに、自分の気持ちを表現する「道具」として、プレゼントを渡す。 誕生日には、黒いワンピースを。 バレンタインには、甘いチョコレートを。 プロポー...
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第26話 「カレーの哲学」
「好きな食べ物は何ですか?」 これは、僕の一番好きな質問である。 ちょっと気になる異性にでも、会話のネタが無くなってしまった時にでも、まったく文化の違う外国人にでも、どんな状況にもサラリと言い放つこと...
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第25話 「人生を微分する」
「微分積分」 高校数学の授業に出てくるこの言葉は、数学嫌いの多くの人にとっては「閉ざされた考え方」である。 一般的に言えば、「微分」は、次元を下げることであり、「積分」は、次元を上げること。 何を言っ...
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第24話 「2種類の人間」
「世の中には2種類の人間がいる」 人は、この言葉を、話まとめるツールとして使い、またある時は、議論を展開させるトピックとして使う。 例えば、「世の中には2種類の人間がいる」と口にした後、少し間を置き、...
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第23話 「流れ星★」
夜空に瞬く一筋の閃光。 その輝きは、遠い時代から、人の瞳に映っては消え、そしてまた、突然現れる。 「流れ星」 その儚い光に、人は「神秘」を感じ、「畏怖」を抱き、そして「運命」を感じてきた。 そして、誰...
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第22話 「神様、お願い・・・ ~後編~」
「急性骨髄性白血病」 たった8文字の羅列によって記される病名は、幾千もの文字を使っても語りきれない少年の人生を簡単に終わらせることができる。 少年の余命が幾ばくもないことは、医者でない僕でも悟ることが...
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第21話 「神様、お願い・・・ ~中編~」
「神様は存在するのだろうか?」 哲学者ならずとも、誰しもが一度は考えるそんな問いに、僕はもう興味なんて無い。 なぜなら、今、とっても忙しいからだ。 朝からひっきりなしに電話のベルが、小さな法律事務所に...
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第20話 「神様、お願い・・・ ~前編~」
1ドル紙幣。 表には、初代大統領ジョージ・ワシントンの肖像がその威厳を放ち、裏にはフリーメイソンの象徴とされる「プロビデンスの目」が不気味に描かれている。 日本では使うことのできないこのアメリカ紙幣が...
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第19話 「少年の夢 ~後編~」
ハシビロコウ。 「動かないこと」がその特徴として知られる鳥が、動いた。 今、その巨大なくちばしが、ナマズの模型をくわえている。 もちろん、ナマズの模型をかぶっている僕の運命も一蓮托生。 「ハシビロコウ...
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第18話 「少年の夢 ~中編~」
ハシビロコウ。 その鳥は、ビクトリア湖の湖畔、やや沼地と化した浅瀬に悠然と佇んでいた。 遠くから見ても、その身体の輪郭をハッキリ確認できる。 なぜなら、ハシビロコウの体調は2メートルを越えているからだ...
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第17話 「少年の夢 ~前編~」
「あなたの夢は何ですか?」 こんなありふれた質問でも、少年や少女はその瞳を輝かせながら生き生きと答える。 少年は言う。 「サッカー選手になってワールドカップに出たい。」 少女は言う。 「ケーキ屋さんに...
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第16話 「海馬のポエム」
我が子の幸せを願う親の気持ちは、全世界、どこの家族にでも、たっぷり溢れているものだ。アメリカでは、子供が異性を意識する年頃になると、母親からある ことが伝えられる。それが、「恋人選びのための10カ条」...
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第15話 「家族の形」
僕の実家は、瀬戸内海に浮かぶ小さな島にある。 その島の名は、因島。僕の故郷だ。 生口大橋を望み、みかん畑の丘の上に立つ白壁の家。 そこには、大らかな父と、朗らかな母が、今も暮らしている。 僕はもう人生...
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第14話 「憧れの人 ~後編~」
神様のタクトは、いつも突然、振り下ろされる。 そんな時、僕たちはどんな音を奏でればいいのだろうか? 僕は今、「憧れの人」、国仲涼子と共にたこ焼きを作っている。小麦粉を注ぎ、キャベツや天カス、そして、ぶ...
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第13話 「憧れの人 ~前編~」
台風4号が猛威を振るった7月の三連休。 僕は970ヘクトパスカルの嵐を潜り抜け東京にいた。 なぜなら、先輩の結婚報告ホームパーティーにお呼ばれしたからだ。 深川のお洒落なマンションの一室。玄関にはマリ...
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第12話 「記録された初体験 ~後編~」
1890年に開業した日本を代表するホテル。その名は、帝国ホテル。このグランドフロアの奥に、僕たちの「初体験」の舞台となるトイレがひっそりと佇んでいる。僕たち3人は、それぞれのビデオカメラに高鳴る気持ち...
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第11話 「記録された初体験 ~前編~」
ある哲学者は言った。 「生きること。それは、過去の体験を繰り返しているにすぎない。」、と。 ならば、その過去の経験を辿って行けば、必ず、一つの「始点」に到達する。 初体験。 人生において、この「初体験...
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第10話 「僕と彼女の物語 ~後編~」
8月14日、早朝。 夏なのに肌寒い海風に吹かれながら、「僕」はフィッシャーマンズ・ワーフにいた。冷えた身体にはクラムチャウダーが良いとアメリカのお母さんなら言うだろ うが、僕は暖かいスープは「彼女」と...
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第9話 「僕と彼女の物語 ~中編~」
10年前を一昔とするならば、僕は一昔前と少しでも変わったのだろうか? アメリカ合衆国、第5の都市であるサンフランシスコは広い。 果たして、700万人という人口の中から、たった一人の「彼女」を見つけるこ...
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第8話 「僕と彼女の物語 ~前編~」
10年前を一昔とするならば、これはちょうど一昔前の「物語」である。 あの頃、僕と彼女は恋をしていた。桜の開花とともに実を結んだ甘い果実。それはそれはとてもスウィートな時間が二人には流れていた。しかし、...
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第7話 「強い男」
男も女も「強い男」に憧れる。 「強い男」とは、筋骨隆々のマッチョな男かもしれないし、何でも解決できる地位や権力なのかもしれないし、不安を取り除いてくれる経済力なのかもしれないし、弱きを守る勇気なのかも...
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第6話 「道」
僕のデスクの前には、1枚の絵画が飾られている。 日本画の巨匠、東山魁夷が1950年に描いた作品、「道」。 それは、広い台地の中を1本の道が、ずっとずっとその向こうまで伸びている絵画である。 道。 この...
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第5話 「誕生日に贈る言葉」
僕たちが知り合ってたくさんの時間が流れましたね。 知り合う 「知り合う」という日本語は、フランス語で、「CONNAITRE」と言います。 そして、この単語は「CON」と「NAITRE」という、2つの部...
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第4話 「絡み合う視線」
1993年。僕はその時、プラハにいた。 共産主義国だったチェコスロバキアは、チェコとスロバキアに分裂し、それぞれが民主化の道を歩もうとしていた激動の時代。民衆の誰もがまだ自由を謳歌しきれず、貧困に喘い...
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第3話 「ユートピアを求めて」
僕の本棚には、一足のシューズが飾られている。 それはただのシューズではなく、超長距離用のマラソン・シューズだ。 僕は以前、あるマラソン大会に参加した。 それは1994年に北海道で開催された「サロマ湖1...
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第2話 「青春の終焉」
青春。それは、夢や希望に満ち、活力のみなぎる若い時代のことを指す。 例えば、 ギラギラした太陽の下で汗を流しプレーする球児。 好きな女子との初デートで、手を繋げないもどかしさ。 肉汁したたるカルビ1枚...
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第1話 「言葉の貯金箱」
「もし、1日に3分間がプラスされたなら、あなたは何をしますか?」 そんなクダラナイ「質問」に対しても、僕は明確な「答え」を常に用意している。 もし、1日に3分がプラスされたなら、僕は、その3分間という...
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