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2人死亡の火事 無理心中の可能性も 遺体に致命傷でない外傷 広島・佐伯区

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14日未明に広島市佐伯区の住宅街で起きた火事で、死亡した親子2人に致命傷ではない外傷があったことがわかりました。

14日未明、広島市佐伯区五月が丘で住宅1棟が全焼する火事があり、焼け跡からこの家に2人で暮らす山本政弘さん(93)と長男の将文さん(60)の遺体が見つかりました。

警察によりますと長男・将文さんの死因は一酸化炭素中毒だったということです。

一方、捜査関係者によりますと父・政弘さんは火事が原因で死亡したのではないということです。

また2人の遺体には致命傷ではない外傷があったということです。

警察は現場の状況などから第三者の関与はなく、親子が無理心中をはかった可能性もあるとみて事件のいきさつを調べています。