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「香港の安定と繁栄保障」法施行で中国が統制強化へ

国際

 アメリカなどが批判するなか、香港の統制を強める「国家安全維持法」を先月30日夜に施行した中国政府は今月1日午前、「香港の安定と繁栄を保障する」と強調しました。

 (森林華子記者報告)
 朝刊では一面で新たな法律の施行を大々的に伝え、写真付きで中国軍が香港で実戦演習を行ったと報じ、香港へあらゆる面で中国政府の介入が強まることを強調しています。
 法律の全文は、先月30日夜に施行と同時にようやく明らかになりました。最高刑として「終身刑」が適用され、外国人も処罰の対象となります。今月1日午前から、この法律を初めて説明する記者会見が行われ、「香港の長期的安定と繁栄を保障する」という中国政府の立場を強調しました。また、「香港返還23年での法律の施行は、歴史的必然である」と話しました。
 香港に高度な自治を認め「50年は変えない」と約束していた中国政府ですが、安全維持を名目に直接、香港の統制に乗り出すこととなります。