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景気判断約7年ぶり「回復」削除 「厳しい状況」

経済

 政府は3月の景気判断を大きく引き下げ、「厳しい状況にある」としました。これまで使用し続けてきた「回復」という文言を取り除いたのは6年9カ月ぶりです。

 新型コロナウイルスの感染拡大によって個人消費や設備投資など11の項目のうち7項目を一気に下方修正しました。7項目を同時に下げたのは初めてです。総括判断も「大幅に下押しされ、厳しい状況にある」と大幅に引き下げ、6年9カ月ぶりに「回復」という文言を削除しました。こうした急激な下方修正は異例で、内閣府は「今後、リーマンショックと東日本大震災を足したくらい悪化するかもしれない」としています。政府が強調してきた「戦後最長の景気回復」は転換点を迎え、景気の後退局面に入った可能性が強まっています。