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キレろ

投稿日: 文 : ホビーの匠 MC 中島尚樹

文 : ホビーの匠 MC 中島尚樹


先日、記録的な高視聴率で最終回を迎えた半沢直樹ですが


前回の記事で立ち上げた企画が終わっていませんので、続きを書かせていただきます。





既にその過熱ぶりも落ち着いた感のあるドラマ「半沢直樹」を下敷きに



僕も半沢直樹ばりに吠えようと思います。








陰で。





半沢直樹ならぬ…半ギレ尚樹




さらりと前回のおさらい。




世話になっている取引先の窓口の方の病気見舞いのために


ネットショッピングで注文をした半ギレ尚樹。



急いで欲しいと頼んだはずの注文が通っていないことを知り、


激怒するのであった。







陰で。




「ちょっと待て…


時間と手間が掛からないからネットショッピングを選んだんだ。


項目に『お見舞い』としか書いてないのに、いちいち聞いてくるシステムなのか?


だったら通常の店舗で買う方がよっぽどスピーディーじゃないか!?


木曜日に発送できなければ、今週中に到着するなんて絶望的だ!



とにかく急げ!


『お見舞い』の項目の上に『残暑お見舞い』があっただろ!


残暑見舞いがしたかったら、その項目を既に選んでるよ!!



人間はプルダウンメニューを上から見るんだ。


『残暑見舞い』をスルーして『お見舞い』を選んだんだから…





病気見舞いに決まってるだろ!!







と心の中だけで叫んだ半ギレだったが、


明けて翌週月曜日…一本の電話で半ギレ尚樹は叫んでしまいます。





「お前バカか!!!


まだ送れてないだと!?



メールが届かなかったことは、どちらに非があるか特定するのは難しい。



ただ、あんなに急いでくれと頼んだのに、





休日しっかり休むとは何事だ!



こちらのミスなら我慢もするが、お前たちが


いい加減なプルダウンメニューを設定するから




こんなことになるんだろうが!?





俺は、この責任をとって、郵送料や商品代金をまけろなんかは言わないぞ!



それは俺が単なるクレーマーではなく、純粋に被害を受けた当事者だからだ!



しっかりと刻み込め!


そしてあの紛らわしいプルダウンメニューの項目を書き換え、


大至急、先方にお送りしろ!





病気見舞いだ!!!





と心の中で叫びながらも、実際は、「お願いしますよぉ~」なんて返事しておきました。




いやはや、相当日数は経過しましたが、お見舞いの品は届いたようです。



遅くなりましたが、お体、ご自愛ください。





さて、半ギレ尚樹、最後の叫びは、母親と行った某家電量販店に向けられました。


この際、店名を公表したいくらいなのですが、まぁいいです。


某家電量販店です。




そこで、引っ越した両親の家で使う家電製品を買うことにしました。



機械オンチの母親に成り代わって、色々と聞いて


少しでも良いものを選んでやろうと思ったわけです。




店内で早速、店員を呼びます。



「テレビの配線で聞きたいことがあるのですが?」




そしたら店員さんはこう返しました。



「今、担当の者を呼びますのでお待ちください」




暫くすると“担当の者”が来ます。





歩きながら。




いやいや。走れとはこれっぽっちも言ってません。


ただ、駆け足の〝振り”ってあるでしょ?



トタトタと。でも速度は徒歩の時と変わらない。

でも駆け足感があるアレのことです。




しかし、担当者は歩いて来ます。



オードリーのピンクの人と言えばいいでしょうか?


なかなか堂々としたものです。



そして、テレビの配線に関して聞きます。


結局、20mのテレビケーブルを購入し、担当者は歩いて去りました。



でも、これだけじゃありません。



今度は湯沸しポットを購入します。



「すみません。ポットに関して…」

「担当者を呼びますので今しばらく…」



そして、さっきの彼がまた来ました。




歩いて。



もう、慣れてますので、おぅ?と思っても笑顔です。



オススメの湯沸かしポットの話を聞いて、「じゃあこれください」


ケーブルの次はポットを購入。


またどうせ、彼が出てくるだろうから、歩いて去る担当者を引き止めます。


「すいません。電子レンジも買いたいのですが…」


「少々お待ちください」




この辺りから、担当者の中で何かが変わり始めました。



「こいつら…買うぞ!」



そんなことを思ったのかは分かりませんが、対応が丁寧になり、



いつしか駆け足になり始めました。



そして、担当者にオススメされた電子レンジを買い、そのままレジへ。



担当者の彼がレジに立ち、懇切丁寧に対応してくれます。




その時、エアコンも買わなくていけないことを思い出します。



「梱包しておいてください」とレジが終わった担当者に告げ、


自分は母親を連れて、エアコン売り場へ…。




レジで梱包作業をしている〝歩く店員”とは違い、彼とは別の


エアコン売り場の担当者に声を掛けると、例の駆け足で来てくれました。



歩く店員だけじゃないんだな…ここは。


そう思いながら、エアコン売り場担当とエアコンに関して話をしてると…。





先ほどの担当者がやって来ます。




全速力で。






こちらに一直線に猛ダッシュする店員に、別な客が声を掛けました。



すると、彼は足を止めることなく、その客に



「すぐに行きます」と片手を挙げて答え、そのまま我々の前へ来ました。



余程急ぎの用があったのでしょう。




そして、快活で陽気なエアコン売り場の担当者に向かってこう言いました。



「お客様が呼んでますよ」



さきほど、片手を挙げただけの、ぞんざいに扱ったお客を


そのエアコン売り場担当に押し付けたわけです。



そして、息を切らしながら、その〝歩く店員”は


とり残された僕と母親にこう言いました。







「エアコンをお探しですか?」








その瞬間…半ギレ尚樹が吠えました。





バカか!!!


さっきまで、お前を何度呼んでも、ちんたら歩いてたくせに


家電製品を購入すると分かるや否や、呼ばれても無いのに


全速力で走ってきやがって!!





露骨な営業をするくらいなら





最後までピンクの人みたいに歩いて来い!!!





いいか!!?お前みたいな客の程度を見誤って


態度を豹変させるようなヤツの営業成績を上げるくらいならなぁ…




エアコンなんて買うわけ無いだろ!!!!!








と言えるわけもなく、




「二部屋を冷やしたいんですけど、お奨めありますか?」




と、笑顔で返す半ギレ尚樹だったとさ。



※このブログは全てフィクションです。ブログの全文はホームテレビの審査を経て掲載されています。



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