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千年猛暑の話

投稿日: 文 : ホビーの匠 MC 中島尚樹

文 : ホビーの匠 MC 中島尚樹


暑いですね。連日、どうかしてますよ。




そろそろ涼しくなってくれれば良いのですが、そうも行かないようです。




最近は外に出る度、こう思うようにしています。





「ここは海外だ。赤道直下の国だ。」





文化の違いや気候の違いも、海外に行くとある程度、我慢できます。


飲食店の店員の態度が悪くても、海外ってだけで許せます。




「うわぁ。態度悪いなぁ。日本じゃ考えられないな。


遠いところまで来たんだなぁ。」




「うわぁ。虫がデカいなぁ。日本じゃ考えられないな。


遠いところまで…」




「うわぁ。ぼったくられたなぁ。日本じゃ…」




そう思えば許せます。





同じ原理で、





「ここは海外だ。赤道直下の国だ。


あぁ。やっぱり海外は暑いなぁ。太陽光が尋常じゃないくらい痛いなぁ。


近くのビーチに駆け込みたいけど、浜辺で寝てたら皮膚がズル剥けだな。


おまけに信じられない湿気だなぁ。まるでサウナだよ。息すると肺まで熱いや。


遠いところまで来たなぁ…」





と思えば、暑さも許せるかなぁと思ってます。



日本じゃないと思いこむことで許すわけですが、



本当に最近どうかしてますね。気候。





日本国内で不動産購入を躊躇(ためら)わせるくらいの異常気象です。



でも、そもそもの問題は、





今の気候が本当に異常気象かどうかです。



「常日頃とは異なる」から「異常」なわけです。


現に、幼少の頃に付けていた夏休みの日記帳を見ても

30度を越える真夏日は2回くらいしかありませんでした。


その「いつもの状態」とは異なり、真夏日なんて連日です。


猛暑日を作ったけど、それ以上に暑い日があるので


酷暑日と言う言葉も生まれました。(大昔からあったらごめんなさい)


天気予報の晴れマークも昔は嬉しかったのに、


最近は注意喚起のためか、余りにも気温が高いと


晴れマークが禍々(まがまが)しくなってます。



太陽マークのオレンジ色が、血の色のような濃い赤へと変わり、


太陽から放射状に伸びるラインも雷のように曲がりくねっています。



洗濯物を干したりすると、生乾きとは無縁の直射日光に感謝もできますし、


布団を干したりしてる時は


「今年の日差しはシャレにならんだろ!?うはははは!」


とダニに話しかけたりもしてますが、



それ以外でのメリットが全く見当たりません。





今じゃ最低気温が昔の最高気温に取って代っています。




最低気温…31度って…。



これが「今年はいつもと違う異常気象」ならいいんです。


我慢も出来ます。



千年猛暑と名前が付いてますが、千年に一度の異常気象なら文句もありません。




でも、これ、きっと「異常」ではなく





「恒常」になってるような気がします。




張り出した高気圧が日本列島上空で重なり、毛布の二枚掛けの状態…


なんて言いますが、この毛布が一枚の状態だったとしても、


最近はまぁまぁ暑いわけです。




となると、これは異常気象ではなく、常日頃の気候となります。




「あの人はお酒さえ飲まなければ真面目で良い人なのにねぇ」


ではなく


「昔のあの人はどこへ行ったんだろうねぇ。あの頃の面影なんてありゃしない」


となってる。



仕方なくどちらかの”あの人”を選ぶなら、前者だと思うんですよ。


でも、今の気候は後者です。明らかに。





「ここは日本じゃない。きっとどこかの赤道直下の国なんだ」


と暗示を掛けているようで、実際は既に


外国みたいになってきてるんじゃなかろうかと。



そう思うわけです。




で、これが「異常」ではなく「恒常」になってるのであれば


こんなクソ暑いところに不動産を購入する気にはなれないわけです。


文字通り「動かせない資産」なわけですから、



もう少し、涼しいところを選びたくなります。



北海道や東北地方が温暖な気候になり、人気になるかもしれません。






この記事でも書いていますが、個人的に日本が大好きなのは


四季があるからです。



冒頭の喩えじゃないですが、海外だと思い込む必要も無く



日本は「異常な日本」から「異国の日常」


様変わりしてるのかもしれませんね。




贅沢は言いませんので、せめてこれ以上の悪化は避けたいものです。




こればかりは天に祈るしかないか…。





※このブログは全てフィクションです。ブログの全文はホームテレビの審査を経て掲載されています。



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