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西村京太郎と言う心意気の塊 【前編】

投稿日: 文 : ホビーの匠 MC 中島尚樹

文 : ホビーの匠 MC 中島尚樹

日本国内で西村京太郎を知らない人は居ないと思います。


西村京太郎の名前を知らずとも、トラベルミステリーと言うジャンルなら


分かる人も居るでしょう。




二時間ドラマの中で、役者さんが時刻表を見ながら



「何時何分発の新幹線に乗って何たら駅で下車し、


何時何分の在来線で何たら駅へ向かえば…


犯行時刻に現場に居ることは可能だ!」




みたいなシーンを観たことがある人も多いと思います。



それこそが、西村先生が産んだトラベルミステリーと言うジャンルであり、


そこに登場している刑事が、これまた彼の産み出した十津川警部と言うキャラです。





納税者ランキングで上位に君臨する西村先生は、既に500冊の推理小説を刊行し、


単行本の累計発行部数は2億部を超えています。



この数字を叩き出した作家は




日本に二人しか居ません。







まぁ…何は無くともです。





そんな偉大なる神様とお仕事の関係で御一緒させていただくこととなりました。



仕事である以上、不躾(ぶしつけ)だとは思いつつ、全力でぶつかって行くわけです。




御自宅にお邪魔し、仕事場まで見学し、生原稿を拝見し、






お風呂まで入れて頂きました。





もう一度書きます。



小説界の神の御自宅のお風呂を頂戴しました。




本当にすみませんでした。そしてありがとうございます!





繰り返しになりますが、お仕事でお邪魔しているので


当然、ズケズケと色んなお願いをしたわけですが、


最後の辺りは「断ってくれないかな?」と思うくらいに






何でも快く引き受けてくださいました。





企画の趣旨は著名人のお宅でパーティーをすると言うものでしたので



たこ焼き器を持参してのたこ焼きパーティーだったわけですが



緊張するあまり、粉に対する水の分量を間違え、



とろとろふわふわのたこ焼きにするはずが





ベビーカステラみたいになりました。



それでも、「美味しい」と食べてくださり


「あ…水の分量を間違えたけど、案外イケるのかな?」


そのベービーカステラたこ焼きを口に入れた瞬間…




余りの歯ごたえに







「スーパーボールじゃん」



と思ったほどでした。




それを文句ひとつ言わず「美味しい」と言ってくれた神様。



なんと素晴らしい方なんだと関心したわけです。


御一緒に対応してくださったお連れの方にも心底、感謝です!






さて、そのホームパーティーの企画の中で


個人的なお願いをすると言うテーマもありまして…



参加した番組キャストの三人がそれぞれのお願いをして行ったわけです。





自分を除く二人は、奥ゆかしい「お願い」でした。


自身が身に付けている物を身につけて欲しいだとかの



本当に可愛いものでした。




しかし…厚顔無恥な中島尚樹は違います。




偉大なるレジェンド、小説界の巨人、西村京太郎先生に


お願いすることはただひとつ!







「先生…僕を小説に出してください!」





急いで外堀を埋めて行きます。



「名義貸しです。


名前を付けるのに困った時、中島尚樹と言う名前を使ってもらって結構です。


何なら既に殺されている死体でも構いません。


名前を付けるのにお困りの際は是非、中島尚樹をお使いください」





そして、神様はこう返すのです。






「三人とも出ればいいよ」





マジですか!?




いやいやいやいやいやいや。




でも、あれですよね。




社交辞令ってヤツですよね?




「いつでも遊びに来てよ」って感じで言われたので時を選ばず行くと


「何しに来たの?」って言うアレですよね?



「力になれる時はなるから、いつでも言ってよ」って言われたから


比較的簡単なお願い事をすると


「あぁ…その日はちょっと難しいなぁ」って言うアレですよね?



「今度飲みに行こう」って言って二度と誘って来ないアレですよね?



「この埋め合わせは必ずする」って言って埋め合わせないアレで…



そう言えば、あの埋め合わせ…




どうなったんだろ?




「埋め合わせはする」と言う言葉に、相当不利で理不尽な条件を飲んだのに…




何ら埋め合わせの兆しも見せないって…






●●さん!アナタ・・・●●いなぁ…。






話が逸れました…。






まぁ、詰まるところ…世に遍(あまね)く社交辞令の一部でしょうよ?




西村京太郎先生?





そう思っていた二ヵ月後…









img01.jpg



神様は約束を守りました。


(衝撃の後編へつづく)




※このブログは全てフィクションです。ブログの全文はホームテレビの審査を経て掲載されています。



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