ゲスト:
木下富雄(カープOB)、森脇浩司(カープOB)、佐々木浩哉(データスタジアム株式会社)
  • ■フカボリスタジアム~頂上決戦!日本シリーズを大分析~

    まずは、マツダスタジアムと中継を結び試合前の鯉戦士の様子をお届け!
    運命の日本シリーズ開幕を目前にした選手たちは普段と変わらない表情で最終調整に臨んでいる様子を確認できた。
     
    続いては、データマンがホークス攻略法を徹底解説!過去の交流戦での対戦成績を見るとカープとしては少し相性が悪いようだが、それを吹き飛ばすために注意する選手として柳田選手と千賀投手を指名し、データから導き出されたそれぞれの弱点を解説してくれた。
     
    まずは、ホークスの中心打者・柳田選手の弱点から!データマンによると柳田選手が苦手としている投手タイプは、「真っ直ぐが速く多彩な変化球を持つ投手」で、カープの中では大瀬良投手と九里投手が該当するとのこと。そして、ゾーン別の打率を見ると内角の膝下が弱い傾向があるのでそのゾーンへのボールを上手く使うことがポイントと解説してくれた。この解説に木下さんは「完璧に抑えるのは難しいとは思うが、初戦で柳田選手に考えさせバッティング崩すことができるかがポイントとなる」と補足。さらに「個人的にはインハイを攻めてほしい!」とも語ってくれた。
     
    続いては、ホークスのエース・千賀投手の弱点を解説!データマンによると千賀投手の代名詞的存在である「お化けフォーク」は真ん中への失投かカウント球として投げてくるフォークを狙う以外に策はなく、追い込まれると高い確率で打つことができなくなると分析。
     
    また、フォークばかりに気をとられがちだが、ストレートとスライダーも抜群なので、そこもケアしないといけないと解説してくれた。そのあまりの圧倒的な数字に、少し心配になった様子のスタジオメンバーであったが、データマンによると、千賀投手は「パンチ力のある左打者」を苦手にしており、カープでは、左打者の中でも直球や落ちるボールへのコンタクト率が高い松山選手をはじめとした野間選手・西川選手などが攻略への鍵を握ると解説。この解説に森脇さんは「強引にならないこと。そして、高目から高目や高目から真ん中など、落ち幅が少ないフォークは投手にとって危険なボールになるのでそれを打てるかどうか。」と補足してくれた。
     
    最後に、これらのデータを全て踏まえたデータマンの日本シリーズ勝敗予想を発表!コンピューターを用いた14300試合×7試合の対戦シミュレーションによる予想は4勝2敗でカープが日本一の可能性が最も高いとの結果に、スタジオメンバーも歓声をあげていた。
     
    今回は、カープの勝敗も含め、データマンの予想があたるかどうかの観点も加わりより楽しく日本シリーズを見ることができそうな情報を得られたフカボリスタジアムとなった。

    宇治原

    カープの勝敗と共にデータマンの予想は当たるかにも注目したい!

  • ■特別企画~大重が行く!敵地・福岡に潜入!~

    今回は、日本シリーズの盛り上げ企画として大重アナが福岡に潜入し暴れまわってきた!?模様をご紹介した。
     
    ということで、ホームテレビと系列局である九州朝日放送に偵察にやってきた大重アナ。広島の代表的なお土産「カープかつ」を名刺代わりに配りながら福岡ではホークス情報がどのように放送されているかを偵察していく。
     
    大重アナが放送を見守ったのは福岡の旬な情報をお伝えしている番組「サワダデース」!予想通り、ホークスが勝つ想定で話が展開していく・・・と思いきやなぜか番組MCの沢田幸二エグゼクティブアナウンサーはカープを少し擁護してくれている気が・・・
     
    その謎が解けたのは番組終了後!スタジオに突撃した大重アナがカープのPRをしつつ沢田さんはカープ党では・・・?と確認すると「そうです!」との回答が!!!その後も、「勝ちグセ。」Tシャツを着てくれたりマイクの風防がカープカラーの赤であることが発覚したりと沢田さんが完全カープ党であることが確認できたところで、肝心のホークスの情報を収集することに!
     
    大重アナの巧みな話術により「ホークスには達川コーチがいるのでカープの情報が筒抜け!」、「ホークスの方が選手層が厚い!」、「鈴木誠也選手の師匠である内川選手には要注意!」などホークス目線ならではの様々な情報を知ることができた。
     
    最後は、沢田さんが日本シリーズの勝敗予想を発表してフィニッシュ!悩んだ末で、カープが日本一と予想してくれたことは、我々広島県民にとって頼もしい情報になったに違いない!
     
    今回は、福岡のテレビ局が決して一枚岩でない!?ことを確認できた特別企画となった。

    「福岡は広島のように一枚岩ではなかった!そこにつけ入る隙がありそう!」(大重麻衣)

  • ■ドラフト会議情報~一挙に振り返る!逸材揃いの8選手~

    年に一度の運命の日。今年のドラフト会議で指名された未来のカープを支える新たな仲間を一挙に紹介した!
     
    まずは、今年のカープが指名した選手の一覧から!育成を含め8選手は、高校生が5名、大学生が3名。中でも注目は、4球団の競合の末引き当てたドラフト1位・報徳学園の小園海斗選手。
     
    高校ナンバー1ショートとの呼び声も高い18歳は指名直後のインタビューで「広島はファンの熱い応援や球場を魅了する応援があって明るいチームのイメージ。 自分も明るいので合っているんじゃないかと思う。」と語ってくれ、さらに「好きな色は赤。グローブも赤。」とも語ってくれるなどすでにカープの申し子とも呼べるコメントを残してくれた。
     
    またドラフトの総括として木下さんは、「次世代を育てていかなくちゃいけない。タナ・キク・マルの後継者となってほしい!」と語り、森脇さんも「さすが広島!さすがカープ!と思う指名だった。カープにはいい見本がいるのでしっかり育ってほしい!」と力強く語ってくれた。
     
    来シーズンも、新たな仲間が加わることでどんな化学反応が起こるのか・・・今から楽しみで仕方がなくなった特集となった。

    宇治原

    小園選手は近い将来の主力候補!期待も高まる!