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自然の営みを通して環境を守る人や団体を取材します

2013年5月放送の番組のご紹介

5月30日放送『里山作りで自然に彩りを』

今回は、自宅周辺で20年以上にわたって里山整備を行っている女性を訪ねました。
北広島町でトマトの生産農家を営む田村勝子さんは、農作業と平行して、里山作りに取り組んでいます。

5月30日放送|
地球派宣言 里山作りで自然に彩りを 自宅周辺の景観が持つ良さを失わず、自然の息遣いを感じられる空間を作りたい。これが、田村さん流、山づくりのポリシーです。
田んぼには、見ごろを迎えたカキツバタが咲いていました。また、八幡に咲く花、レンゲツツジを見ることもできました。

5月30日放送|
地球派宣言 里山作りで自然に彩りを 続いては、山の中へ。
手入れの行き届いた森は、適度な陽がさしこみ、ひんやり涼しくそれでいて明るい空間です。ここでは、ササユリ、チゴユリが花を咲かせていました。
20年かけて進める里山整備。田村さんは常に整備した後の風景を頭に描きながら作業を進めていくそうです。

5月30日放送|
地球派宣言 里山作りで自然に彩りを また、田村さんは、「野花の館」というドライフラワーの教室も主催しています。
野花が鮮やかな季節は花を摘みブーケを作り、ここを訪れる人にプレゼントすることも。
「里山作りは登山で言う8合目まできました。でも、完成しても生き物なのでずっと見守っていくことが大切」と田村さん。

5月30日放送|
地球派宣言 里山作りで自然に彩りを 自然の良さに気付き魅せられ始めた里山作り。
田村さんの思いは自然の山に彩りを加えました。
20年という長い期間続けてこられたのは、この山が田村さんにとっても命の源だからなのです。

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5月16日放送『スポーツGOMI拾い in おんど』

5月16日放送|
地球派宣言 スポーツGOMI拾いin おんど 県内各地で開催するスポーツGOMI拾い。今回が6回目の開催となりました。
舞台は、平清盛が開いたと言われる「音戸の瀬戸」。
本州と倉橋島を隔てるわずか90メートルの海峡を、1日700隻を超える船舶が往来します。

大会の主催は、音戸町まちづくり協議会と、脱温暖化ネットおんどの皆さん。
審判には、地元音戸高校から現役高校生が参加するなど、まさに地元の全面的なバックアップで開催する大会です。

5月16日放送|
地球派宣言 スポーツGOMI拾いin おんど エリアとなるのは、音戸側と警固屋側。全国の大会でも初めてという、渡船と使ってのエリアです。
音戸町だけではなく、広島市内からなど、28チーム、総勢140人が参加。音戸側を責めるチームと、渡船で警固屋側に行くチームに分かれました。その結果は…

5月16日放送|
地球派宣言 スポーツGOMI拾いin おんど 観光客も訪れる音戸側はきれいに清掃されていて、ゴミもあまり見当たりません。
一方、警固屋側はというと、公園の中にも、道路脇にもたくさんのゴミが…
1時間で集まったゴミは、222キロでした!

5月16日放送|
地球派宣言 スポーツGOMI拾いin おんど ゴミ拾いに汗をかき、ゴミ拾いに熱くなる。
スポーツGOMI拾いは、環境にやさしくエキサイティングな競技として、幅広い世代の方が挑戦できるスポーツなのです。
次回はあなたも参加してみませんか?

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5月9日放送『“森の宝石”ブッポウソウを守る』

5月9日放送|
地球派宣言 「森の宝石」ブッポウソウを守る 皆さんは、「森の宝石」と呼ばれる「ブッポウソウ」という鳥をご存知でしょうか?
三次市作木町で、ブッポウソウの保護に取り組んでいる人たちをご紹介します。
ブッポウソウとは、環境省がレッドデータブックで絶滅危惧種に指定している希少種です。
その特徴は、黒い頭に朱色のくちばし、瑠璃色に輝く美しい羽根。
大きさは鳩より少し小さいくらいです。

5月9日放送|
地球派宣言 「森の宝石」ブッポウソウを守る 三次市作木町では、8年前からブッポウソウの保護に取り組んでいて、活動のメンバーのひとり、坂根さんに案内してもらいました。
もともと木や電柱にできた穴を巣にしていたブッポウソウ。
木材の伐採や、電柱のコンクリート化で、すみかを失ってしまったことで、個体数を減らしてしまいました。

5月9日放送|
地球派宣言 「森の宝石」ブッポウソウを守る そこで、坂根さんたちは、巣箱を作り木や電柱に取り付ける活動を行っています。
作木町内には、全部で140所の巣箱が設置されています。地道な活動の結果、去年日本全国で観察された約500つがいのうち、2割がここ作木町に集まる、日本一の「ブッポウソウの町」になりました。

観察する際、注意しなければいけないことがいけないことがあります。
坂根さんによると、100メートル以上近づかないこと、巣箱の近くに20分以上とどまらないことです。

5月9日放送|
地球派宣言 「森の宝石」ブッポウソウを守る 特に注意しなければいけないのは、6月以降の子育ての時期で、人間が近づくと警戒し、親が巣に餌を運ばなくなったり、巣箱を放棄してしまうこともあるそうで坂根さんたちは、観察小屋も設置し、そこから観察してもらうことを勧めています。
正しい観察方法で、見守っていくことが大切。
これからも日本一の「ブッポウソウの町」でいてほしいですね。

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5月2日放送『アマゴの放流で守られる天然記念物』

毎年3月1日に解禁されるアマゴの渓流釣りですが、このアマゴ、実はある貴重な生き物を守る大切な役割を果たしていることを、みなさんはご存知でしょうか?

5月2日放送|
地球派宣言 アマゴの放流で守られる天然記念物 訪ねたのは、北広島町にある大暮養魚場。
ここでは、アマゴ3000匹を養殖しています。
アマゴは全長20センチほどの大きさで、海に下り成長したものをサツキマスと言います。
この日はゴールデンウイーク最初の日曜日、釣り客でにぎわっていました。

5月2日放送|
地球派宣言 アマゴの放流で守られる天然記念物 でも、この日のイベントは釣りだけではありません。地元芸北小学校の児童たちが行ったのは、アマゴの放流。
「アマゴは、カワシンジュガイという貝を守るために必要なんだ」と、高原の自然館の学芸員の白川さん。 カワシンジュガイとは一体どんな貝でしょうか?

水中カメラで撮影してみると…見つけたのは、大きさ10センチ弱の黒い二枚貝。
寿命は100年と言われる北広島町の天然記念物でもあり、県の絶滅危惧I類に指定されている貴重な生物です。

5月2日放送|
地球派宣言 アマゴの放流で守られる天然記念物 このカワシンジュガイ、子供をアマゴのエラに寄生させるのです。なぜかと言うと…
水温20度程度の冷たい水を好むカワシンジュガイですが、自分では泳げないため、同じく冷たい水を好むアマゴに寄生し、上流の川へ上っていくのだそうです。

案内してくれた、西中国山地自然史研究会の内藤さんは、カワシンジュガイの幼生がアマゴに寄生することを30年近く前に発見、アマゴを放流し続け、その結果、1986年には北広島町には33個体しかいなかったカワシンジュガイは、現在では1200個にまで増えているそうです。

5月2日放送|
地球派宣言 アマゴの放流で守られる天然記念物 さらに、カワシンジュガイが増えたことで、ほかの魚も増えたそうで。
カワシンジュガイのまわりを泳いでいる、準絶滅危惧種に指定されているアブラボテという魚。アブラボテは、外敵から身を守るため、卵をカワシンジュガイの中に生みつけるのです。
アマゴ、カワシンジュガイ、アブラボテの3つが助け合って生きているのですね。
種の維持に必要なのは、生息する環境全体を守ること。自然の恵みを受けている人間だからこそ、守り続けていかないといけないですよね。

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