広島ホームテレビ

広島
北部
29℃/5℃
20%
南部
28℃/13℃
10%

自然の営みを通して環境を守る人や団体を取材します

2013年2月放送の番組のご紹介

2月28日放送『森林資源で町おこし せどやま券って?』

北広島町で、地域を守りたいとの思いから生まれたユニークな「お金」に注目しました。
一体どんなお金なのでしょう?
まだ雪の残る北広島町の山で、木を切る男性を訪ねると…「木を切って持っていくと、“せどやま券”をもらえるから」という男性。“せどやま券”って何なのでしょう?


木を切っているのは、この山の持ち主に頼まれて定期的に伐採しているという谷出さん。
この日は4本の木をカット。


カットしたのはトラックに積んで…
到着したのは、太田川森林組合芸北支所。
「せどやま」とは、家の裏の山のこと。

木との交換で受け取れる「せどやま券」、1トンあたり6000円の価値がある「せどやま券」を受け取れます。
県の補助金を受け、去年10月からスタートしたこの取り組みを取材しました。

ページトップへ

2月21日放送『庄原市で里山ワークキャンプ』

冬の里山での手入れなどを体験する「里山ワークキャンプ」が庄原市で開かれました。
1週間にわたって行われているキャンプですが、取材に伺ったこの日のテーマは、里山を悩ませる竹林についてです。12人が参加しました。

竹の成長は1年に60センチ~1メートルほどと、とても早く、ほかの植物の成長を妨げてしまうのです。
これを上手くコントロールして、里山の資源にしようという試みです。
作業の舞台は、川北小学校を取り囲む竹林。以前は見晴らせたむこうの景色がまったく見えないほどです。
事前の説明はあったものの、悪戦苦闘する参加者の姿も。 中には、東京や関西から何度もこのキャンプに参加している学生さんもいました。

過疎、高齢化で荒廃する里山の現状を若者に知ってもらおうと、3年前にスタートした「里山ワークキャンプ」。
もう一度ここに来てみたいと参加者が思うように、この活動には随所に地元の人たちの手助けがありました。

お昼は、切り出した竹を使っての調理です。
名づけて「かぐや姫御膳」。
もちろん、器や箸も参加者が竹で作ります。
竹にまいた天然酵母パンや卵とじ、手作りバターなどが次々と出来上がりました。

昼食後は、切り出した約100本の竹を機械にかけ「竹チップ」と呼ばれるパウダー状にする作業。この竹チップ、農業用の資材として活用されるそうです。
一見のどかに見える里山の暮らしも、そこに住まないとわからない問題をいくつも抱えています。整備することの大変さや資源の活用を考えながら、地域とふれあう取り組みを少しずつ輪を広げていくことが、問題解消の第一歩だと感じました。

ページトップへ

2月14日放送『話題のスマートハウスに注目!』

スマホならぬ、スマハ。スマハとは、「スマートハウス」のこと。 今回は、環境面で注目を集める「スマートハウス」を取り上げます。
スマートハウスを集めた住宅展示場「春日野スマ博」を訪ねました。スマートは、賢い、という意味なので、スマートハウスは賢い家と言えます。

家がエネルギーを作り、蓄えるのが特徴です。
「スマートハウスには、HEMS(ヘムス)というシステムが搭載されていて、住宅設備や家電機器など情報通信技術を駆使してネットワークで一元管理していくシステムです」と、東亜地所の横灘さん。
実際にはどんなシステムなのか、モデルハウスを訪ねることに。

こちらは、太陽光発電で創エネし、蓄電池に畜エネしている電気独立型のパナホーム。
パナソニック製のスマートHEMS(ヘムス)を採用。テレビ画面で、発電量・使用量などが確認できる電気の「見える化」のほか、家電製品のコントロールも可能。
また、環境面と経済面のどちらを優先するかなどを選び、創った電気を売ったり、蓄電したり、買ったりなど、目的に合わせたエネルギーの利用が自動でできるそうです。
これにより、年間2.9トンのCO2が削減でき、実際の光熱費は30万円も減らすことができると言われています。

一方、こちらは木造建築の良さを追求している東亜ハウス。
太陽光発電とともに、エネファームという燃料電池という技術を利用したシステムを搭載。
スペースシャトルにも採用されているクリーンな発電方法と言われ、天然ガスと空気の化学反応で発電しながら、同時に出る熱を給湯や暖房に利用できる発電方法です。
CO2もほとんど発生しません。太陽光発電と合わせ、一般家庭で年間3.8トンものCO2削減になるそうです。
さらにオール電化住宅に比べ、光熱費も年間25万円もカット効果が。

光熱費の削減にメリットは大きいですが、初期投資に費用がかかることも、スマートハウスの現状。ただ、将来の環境を考える上では欠かせない暮らしの形となるはずです。
春日野スマ博は、12月8日まで開催中。
詳しく知りたい方は、モデルハウスを実際にご覧になってみてください。

ページトップへ

2月7日放送『生まれ変わる足場板 その利用法とは』

今回取材に伺ったのは、広島市西区商工センターのウッドプロ ショップ&カフェ。
生活雑貨とランチが人気のお店です。
このお店では、「足場板」を再利用しているんです。足場板とは、工事現場などの作業用に利用される杉の板のこと。こちらでは、現場で使われていた足場板を再利用し、お店づくりに生かしているのです。

お店の本社、ウッドプロは、2987年の創業以来、国産杉100%にこだわった足場板の販売・リースを行っています。
安全が最優先される工事現場で使われるため、板の一般的な寿命は3~5年。
現場から戻ってきたものの多くは、次の現場へ送られるのですが、傷みの激しいものはその役割を終え、家具や雑貨に生まれ変わります。

このテーブルも全て足場板から出来ています。水洗いや釘ぬき、磨きをかける工程を経て、趣のあるテーブルに変身。
板のサイズや厚さに合わせて、作られるものも様々。写真入れなどの雑貨小物もあります。
カフェの壁も全て足場板。サイズの違うものをランダムに貼ることで、仕上がった壁はさながらモザイクアート。
これも古材だからこその味わいです。新品とはまた違った温かみを感じることができます。

現役を引退した足場板に、新たな命を吹き込む再利用。まさに限りある資源の有効活用です。私たち一人ひとりがこうした商品に触れ、それを実感することは、とても有意義なことだと感じました。

ページトップへ