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自然の営みを通して環境を守る人や団体を取材します

2012年12月放送の番組のご紹介

12月13日放送『県産木材で長期優良住宅を』

今日のテーマは私たちが暮らす住宅です。
日本の住宅の一般的な寿命は約30年と言われていますが、これは50~100年持つと言われる欧米の平均に比べると極端に短くなっています。

広島市安佐南区にある橋本建設が進めているのは、地元の木を使うこと。
木材はその地域の気候にあった最大限の力を発揮するといいます。

伺ったのは、旧佐伯郡の森。
「葉枯らし乾燥法」という方法を用いた杉、安芸佐伯杉と命名した杉を作っています。

木を伐採して、3~4カ月放置します。
光合成をさせ、木の中の水分を自然に乾燥させる方法です。

長時間放置しないといけないデメリットもありますが、木材がカビや腐食に強くなること、また、人口的に乾燥させるよりも、CO2の排出量が少なくてすむなど、多くのメリットもあるそうです。

輸入材におされ、30年前に比べて約3分の1の価格に下がった国産木材。
こうした地元の建材で作られた住宅に対し、建築時に国が補助金を出す地域ブランド型住宅の推奨も始まっています。

木のぬくもり、温かみを感じる木造住宅。材料の地産地消と、長く使うための伝統的な加工法を実践することで、環境に優しい暮らしの基礎を築くことができるのです。

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12月6日放送『ニュージーランド取材報告(2)人の手が守る自然』

前回に続き、ニュージーランド取材報告です。
自然豊かなニュージーランドですが、本当に失うことなく守られているかというと、答えはノーです。

しかし、人々の高い環境意識が実を結び、一度失った自然を取り戻した場所があります。

それが、ニュージーランド最大の都市、北島のオークランドから船で1時間、ティリティリマタンギ島です。
先住民マオリ族の言葉で「風の吹く場所」という意味です

一度は牧場整備のため、原生林の90%以上が失われたこの島は、ニュージーランドにしかいない貴重な鳥たちが生息していました。

1980年代からボランティアの手で約30万本の木が植えられ、鳥たちの楽園を蘇らせたのです。

今でも、固有の鳥たちと出会える場所として、ボランティアの手で守られています。

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