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自然の営みを通して環境を守る人や団体を取材します

2012年1月放送の番組のご紹介

1月26日放送『水力発電のアイデアは自転車から』

昔ながらの臼と杵を使った精米方法。
この作業の動力、実は水の力なのです。

安芸高田市八千代町の潜竜峡では、すぐそばを流れる根の谷川の流れを利用して、水車を回しています。この水を力を使い地元で収穫されたお米をおよそ8時間かけて、ゆっくりと精米しています。

精米に時間はかかりますが、甘みが強いおいしいお米ができるそうです。

去年の震災以降、脚光を浴びる地球にやさしいエネルギー。中でも私たちの生活に欠かせない水の力に注目が集まっています。

広島県立大学の前川先生も、水の力を研究しています。注目したのは農業用水路、その流れを利用して電気をおこそうというのです。
現在実験中ということで、三次市三良坂町にある現場へ案内してもらいました。

幅72センチの農業用水路に設置されたのは、シンプルな小型発電装置。設置費用を含めると、一機数十万円。費用を抑えるために使われていたのは、なんと自転車のパーツ。

流れを受ける18枚の羽が取り付けられたのは、車輪。

その回転がチェーンを伝わり、本来ライトをつけるための発電装置が電気をおこす仕組みになっています。

本来、水力発電とは、水が高い所から低い所へ流れ落ちる力を利用して、水車をまわし電気をおこしていますが、このシステムは高低差がない流れでも電気をおこすことができるのです。

毎時2,4ワットの発電ですが、わずかな電力のため、現在では防犯灯や電気柵などに活用される予定です。

ますます注目される自然エネルギー。私たちの生活を見直すことも必要ですが、まだ活用できそうな自然の力はありそうです。

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1月19日放送『1月19日放送』

福山市の主婦グループ「福山市西部生活学校」が、公益財団法人「あしたの日本を創る協会」から、長年に渡るエコ活動を表彰されました。

45年前に活動を始めて以来、今では当たり前になったエコバッグの普及活動や、風呂敷講座など身近でできるエコを実践、地域の人に広める活動をしてきました。

この会の特徴のひとつが、廃油石鹸づくり。数年前から石鹸に「EM菌」を入れているそうです。

EM菌とは、酵母や乳酸菌など80種類ほどの菌類が集まった有用微生物群のことを言います。

福山市西部生活学校では、EM菌の効果を生かそうと、EM団子を作って川に投げ入れています。

土の中にEM菌を発酵させた液と、ヌカなどから作ったぼかしと呼ばれる発酵を促進する材料を加えて、お団子状に丸めていきます。

出来あがった団子は、数日から数週間日陰で干せば完成です。

このEM団子を川に投入することで、ヘドロが減少すると言われています。

「何十年もかけて地球を汚したのだから、それ以上の時間をかけて地球をきれいにしていかなければいけない。

これからも地域の若い人たちに活動を受け継いでいきたい」とメンバー。

地域に根付いた活動や小さなエコ活動。

ひとつひとつは小さくても、一歩一歩が環境改善に繋がっていくのですね。

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