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自然の営みを通して環境を守る人や団体を取材します

2011年2月放送の番組のご紹介

2月24日放送『世羅の山へ行ってみよう!』

世羅郡世羅町では、行政と町の人が一緒になって脱温暖化を目指すプロジェクトを立ち上げています。
「脱温暖化プロジェクトせら」の活動のひとつ、「せらの山が呼んでいるプロジェクト」のイベントに参加しました。

山の四季を知ってもらおうと、春は山菜とり、夏はそうめん流しなど3回にわたり企画を展開してきました。

今回は、手入れが行き届いていない山に入り植林活動を行い、二酸化炭素を吸収する山を作っていく、子どもたちに山の魅力を伝えていこうという目的です。

木が成長する夏の時期よりも、冬眠に入る今の時期のほうが植林には向いているそうなのです。
植林活動は初めてという子どもたちも、大きく育って欲しいと丁寧に一本ずつ植えていきました。

植林活動の一方で、竹を切ってマイ箸・マイカップを作っていました。
地元の主婦の方たちが朝早くから準備してくれた豚汁が出来上がりました。

こちらはイノシシの肉、地元で捕れたものだそうです。

「森の中でいろんな体験ができた、次のイベントの時も参加したい」など
親子一緒に楽しめたイベント。

森林は私たちの暮らしに関わる大切な資源。
楽しく山を知るイベントを第一歩に温暖化防止へと意識を高めていきたいものです。

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2月17日放送『新入園・新入学に備えて リメイクバッグに挑戦』

新入園・新入学を迎えるお子さんのお母さん方、準備は進んでいますでしょうか?
市販でもかわいいものはたくさんあるけど、着なくなった洋服をリメイクして、お子さん用のバッグを作ってみませんか?
広島市西区草津新町にある雑貨店「リシュマム」のデザイナー加藤さんにリメイクバッグの作り方を教えてもらいました。
まずは初級編「お父さんのYシャツで巾着作り」。
(1)生地を前と後ろ同じサイズでカット。
(2)前身頃の前あきの部分を縫い合わせます。

(3)前・後ろを中表に合わせて、脇と底の部分を縫います。
(4)口は三つ折りにして、底にマチをつけます。

(5)ひもを通して完成・・・ですが、ボタンをカラフルなものに替えたり、レースやテープ飾って仕上げるとさらに◎!

続いては、中級編「4枚の古着でお着替えバッグ」。
(1)4枚の古着からそれぞれ2枚ずつ、計8枚生地をカット。

(2)前・後ろの4枚の生地をそれぞれ縫い合わせていきます。
(3)巾着と同じように、中表に合わせて脇と底を縫い、マチもつけましょう。

(4)内側のほつれを少なくするために、同じ大きさの中袋を作って入れ込みます。
(5)口を三つ折りにしてステッチをかけます。
(6)取っ手をつけて完成。
 今回は、同じデニム生地から作りましたが、市販のテープを使ってもOKです。

子ども服でよくある食べこぼしなどのシミですが、これもアップリケなどで隠してしまえば、ワンポイントになってかわいく仕上がります。

洋服をリメイクして生まれ変わったバッグ。手作りの温かさだけでなく、物を大切にして欲しいという気持ちも、子どもたちに教えてあげて下さいね。

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2月10日放送『芦田川の環境を守る 矢印→の活動』

地球派宣言コーナーでシリーズでお伝えしている福山出身のバンド「矢印→」の
芦田川清掃活動。

2010年9月には音楽とエコを結びつけた野外ライブ「リバーサイドグルーブ‘10」も無事終了し、イベント翌日には、会場の清掃に40人が参加しました。メンバーが発信するメッセージが伝わった証です。

11月、彼らは水質検査をしている場所を訪ねました。1カ月間、流域の住民に呼びかけて行う芦田川水質浄化社会実験の一環です。

社会実験の対象地域にある高校の文化祭に招かれた「矢印→」。
音楽を楽しむ生徒たちにも、生活排水が芦田川を汚す原因になっていることを伝えました。

その後の芦田川清掃活動には、メンバーにとって嬉しいサプライズが。
ライブで招かれた高校から生徒たちが参加してくれたのです。
こうした人のつながりこそが、「矢印→」の活動の目指すところです。

社会実験の結果は・・・水質そのものに大きな変化は見られませんでしたが、洗剤の成分に含まれるリンの値が大きく下がりました。

「ライブだけでなく、清掃活動ありきで1年のゴールとして野外ライブを続けていきたい」というメンバーたち。
「矢印→」の音楽を通して広がる芦田川浄化への取り組み。その輪はいつか福山を包み込むでしょう。

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2月3日放送『豆腐メーカー エコなプラントで産業廃棄物をリサイクル』

三原市にある豆腐メーカー「やまみ」は、1日に約30万パックもの豆腐を製造する
中四国ではトップシェアを誇る会社です。
「豆腐を作る工程で出る産業廃棄物を利用して、エネルギーの自社循環にもなり、
経費も削減できる」とやまみの城本さん。

まずは豆腐がどんな工程でできているのか、見せてもらいました。
(1)15~16時間程度、大量の水が入ったタンクに大豆を入れ浸漬させます。
(2)水分を含んで大きくなった大豆に水を加えながら細かく砕き、加熱。

(3)豆乳搾り機で絞り、豆乳とおからに分離。
(4)豆乳ににがりを加え、型に入れて熟成。
(5)小さくカットし、パックして完成。

このうち、欠けていたり割れていたりする豆腐は、人の目でチェックされ、産業廃棄物として処分されます。また、豆乳と分離されたおからも1日に30トンも出ますが、こちらも産業廃棄物として処分してきました。

さらに、こちらの工場では1日に1500トンもの水を使用していて、排水処理をして出た汚泥も産業廃棄物です。

焼却処分をしていましたが、焼却費用もかかり環境にもよくない、ということで取り入れたのが巨大なプラント。
プラント内では、割れたり欠けたりした豆腐と排水汚泥を微生物で発酵させ、メタンガスを発生させます。

これで、廃棄物の量を減らせるほか、発生したメタンガスは、汚泥を乾燥させる熱源として利用します。生物由来の「バイオマス燃料」だから、CO2排出量はカウントされません。
これにより、廃棄物の処理コストは、月に500万円から300万円にまで減りました。

さらに、毎日30トンも出るおからもこれまで焼却処分していましたが、現在は、乾燥させ飼料や猫砂として販売しています。商品利益はほとんどないと言いますが、月に300万円もかかっていたおからの処理コストがゼロになっただけでも上出来です。

産業廃棄物の処理コストを削減したいという思いと、その先にある環境への効果を見据えたエコプラントの導入。利益追求のみにとらわれない、こうした意識と実行が現代の社会には求められているのです。

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