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自然の営みを通して環境を守る人や団体を取材します

2010年10月放送の番組のご紹介

10月28日放送『オサンショウウオの川で生態系を学ぶ』

海・森・川といった、あるまとまりを持った自然環境の中で生き物が関わり合う状態を 『生態系』といいます。
北広島町で、生き物を頂点とした生態系を肌で感じてもらおうという学習会がありました。

やって来たのは、豊かで清らかな流れが特徴の西宗川。
講師を務める奥山さんんは、授業の前にひとり川の中へ。入れた網を引きあげると、 そこにはこの日の主役、オオサンショウウオが入っていました。

「学習指導要領に沿って教えるだけでなく、子どもたちに何かプラスアルファのものを伝えたい」と学校の非常勤講師を務める奥山さん。

学習会に参加したのは、豊平西小学校5.6年生の児童たち。
きょうは、オオサンショウウオが何を食べているのかをみんなで調べます。

川の石を持ち上げると、そこにはいろんな小さな生き物がいました。
この日みんなが捕まえたのは、『チラカゲロウ』の幼虫、『ウルマーシマトビケラ』の幼虫、さらにこれらを食べるサワガニや小さな魚もいました。

数十メートルのエリアでは、1頭のオオサンショウウオを支えるための生態系が作られていたのです。
『川の石についているコケやいろんな生き物がいることがわかった』と子どもたち。
豊かなこの町の生態系、壊すのも守るのも自分たちなんだと知ってもらうための小さな 一歩を示すことができたはずです。

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10月21日放送『きのこを通して森の声を聞く』

秋になり旬を迎えたきのこ、ですが、今年の猛暑の影響できのこの生える森にも異変が起きているそうなんです。
猛暑がきのこにどんな影響を与えているのかを調べるために訪ねたのは、広島市東区にある県緑化センターの川上さん。
川上さんは県内に9人しかいないという「きのこアドバイザー」なんです。
定期的にきのこの観察会を開き、きのこの名前や種類、安全に食べられるきのこの紹介をしています。
緑化センター敷地内の山へ案内してもらうと、早速きのこ発見。
まずは食用の「アミタケ」。カサの裏がアミのようになっていることからこう呼ぶそうです。

そのほか、落ち葉のように見える「ヒイロチャワンタケ」。
普段スーパーでは見かけないいろんな種類のきのこが見られました。

しかし、それでも例年はもっと多くの種類が生えているんだとか。
今年の歴史的な猛暑によって、夏のきのこが今なお発生し、本来この時期に生えるべききのこがまだ生えていないのだそう。

動物と植物と菌類が生存している自然界。
きのこを含む菌類は、分解者という役割をしていて、森の中で落ち葉や枯れ木を分解して土にかえしていくのです。分解者がいないと自然界は成り立たないのです。
自然界の循環を支え、食生活を豊かにしてくれるきのこ。しかし扱い方を間違えれば猛威をふるうことも。
よく間違えやすいのが、「ホンシメジ」と「クサウラベニタケ」。見た目はそっくりですが、「クサウラベニタケ」は (1)単体で生えること、(2)カサの裏がピンクがかっていること、(3)茎が空洞になっていることが挙げられますが、観察会などで専門家に聞くことをオススメします。
地温が30℃以上になると死んでしまう菌。
環境変化のバロメーターとも言えるきのこ、温暖化できのこが食卓から消えてしまうことがないように願いたいですね。

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10月14日放送『田んぼアートの収穫祭で食を学ぶ』

これから刈り取られる竹原市のこの田んぼは、私たちにいろんなメッセージを伝えてくれるそうですが、一体どんなものなのでしょう?

異なる稲で田んぼに絵を描くのが田んぼアート。
稲刈りに参加した人たちは、まずこの田んぼアートの原案を描いたスペイン人アーティストのマルタ・モンカーダさんと一緒に小高い場所に登りました。

「愛は宇宙を作る」というテーマで、向かい合った男女の顔とその間にできたワイングラスに天からの恵みが注がれています。
6月に地元の子どもたちと一緒に、緑米や紫稲など稲穂の色が違う5種類の苗を植えて完成しました。

この日の収穫祭を企画したのは「竹原の食を考える会」。「知産知食」をテーマにあげていて、竹原の農業を知ってもらいたいという思いがありました。

違う種類のお米が混じらないように、人の手で刈る必要があり、早速生産者の方からカマの使い方を教わりました。

この日の収穫祭を企画したのは「竹原の食を考える会」。「知産知食」をテーマにあげていて、竹原の農業を知ってもらいたいという思いがありました。

違う種類のお米が混じらないように、人の手で刈る必要があり、早速生産者の方からカマの使い方を教わりました。

さて、お待ちかねのお昼ごはんは、新米のおにぎりと野菜たっぷりの鍋、鹿肉カレーなどほとんどが地元の旬の料理です。
「稲刈りの後のごはんはおいしい。お米を大切に食べようと思う」と参加した子どもたち。

農家の人と触れあうことで作物にかける愛情を学び天からの恵み、旬の食材を味わうことで 自然を愛する気持ちを知る。
愛が宇宙を作るんですね。

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10月7日放送『家庭内のCO2削減でお得になりませんか』

広島市がエコへの関心を多くの人に持ってもらおうと試験的に始めているのが「市民参加のCO2排出量取引制度」。

これは、今年11月12月分の電気・ガスの使用料金が去年の同月に比べ安かった場合、減った使用量からCO2をどれだけ削減できたかを、広島市が計算し、CO2削減1kgにつき、5円で買い取ってくれるというもの。
市民のCO2削減に対し、自治体が現金を支給する制度は全国でも珍しいのだそうです。

電気とガスの使用量お知らせの紙には、よく見ると、去年の同月の使用量も書かれています。
今年の料金が去年より上回った場合でも、参加者には飲食店などで使えるサービス券をプレゼント。

この制度に参加する大内さん。お子さん2人の4人家族です。
オール電化の2階建て住宅、真夏の電気料金は2万4千円でした。「電気をこまめに切ったり、冷房の設定温度を上げたり、皆さんが普段やっていることをしている」という大内さん。

目に見えないCO2ですが、例えば冷房の温度を27℃から28℃に、暖房は21℃から20℃にすると1カ月で5キロの削減。冷蔵庫の開け閉め少なくすることでマイナス3キロ。
32インチプラズマテレビを1日1時間短縮で4キロのマイナスとなります。

小学生のお子さんがいる松本さんご家族も参加。
普段からこまめにエコをしているという松本さんですが、今回参加するにあたり、お風呂場では、電気料金の高い白熱灯を切って、脱衣所の蛍光灯をつけて入ったり、自宅にあったキャンドルを使ったりと、いろんな工夫をしています。

果たして大内さんと松本さん2家族は、去年より省エネできるのでしょうか?
後日お邪魔して、結果をお伝えします。

この制度の応募は10月29日(金)まで。
ただし募集人数の1000家庭に達した場合は終了しますのでご了承ください。
お問い合わせ:市民参加のCO2排出量取引制度事務局 082-293-1535

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