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自然の営みを通して環境を守る人や団体を取材します

2010年4月放送の番組のご紹介

4月22日放送『建設会社が始めた農業 地域の問題解消へ』

福山市松永町で枝豆の種を蒔いていたのは、 福山市にある建設会社、佐藤相互建設の方たち。
なぜ建設会社が農業なのでしょう・・・?

佐藤相互建設は、ビル建設や土地を造成する会社。
多くの産業廃棄物を出す建設業ですが、

環境保全に取り組む目的で5年前、建設現場で生じる廃材を独自に再生する「環境事業部」を立ち上げました。
アスファルトやコンクリートなど、もう一度現場で使えるようにリサイクル。

さらに、庭木も細かくして水分を含ませ発酵させれば・・・堆肥が完成します。
「庭木から作った堆肥を農業に活かすんです」と佐藤専務。

せっかくできた堆肥を活かせないか、ということで去年新設されたのが農業事業部。
農業事業部で活躍するのは、農業に興味を持って県外からやってきた若者たち。

農業をするといっても、すぐにできたわけではなく、地主さんから借りた土地を整備するのに2年。土地を耕作するのは、建設会社本来の技術が活かされました。
地主さんから借りているこの土地、実は無償で借りているんだそう。
その理由というのが・・・ここはもともと「耕作放棄地」だったんです。

「耕作放棄地」とは、1年以上作物を栽培せず、再び耕作するかはっきりとした意思のない土地のこと。放置しておくと、土地が保水力を失ったり、ゴミの不法投棄が起こるなど様々な問題が起こります。
20年ほど前から後継者不足やイノシシによる被害の拡大などで、耕作放棄地は増えています。

地域の課題に建設会社のノウハウを活かして取り組む佐藤相互建設。
収穫物はまだ少しですが、地元の産直市に出せるほどになりました。

農業の担い手不足にとどまらず、地域の産業や環境に関わる「耕作放棄地」の問題。
環境をテーマにして動き出した企業の取り組みが、地域の問題解決に一石を投じる動きになってほしいものです。

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4月15日放送『注目のLED照明。取りかえ時期はいつ?』

次世代照明といわれるLED照明。

デオデオ本店に伺うと、各メーカーから様々な色・形のものが発売されています。

問い合わせも増えているというLED照明、消費電力が極めて少なく、約10年と寿命が長いこと、すぐに明るくなる、など環境に配慮した次世代照明と期待されています。

では、実際に家庭ではどう使ったらいいのか、住宅などの照明プランニングを手掛ける「あかりや」にお邪魔しました。

LED照明を選ぶうえで大切なことは、まず電球の大きさ。
ソケットは皆同じ規格ですが、本体部分は各メーカーで大きさが異なるので注意が必要です。

2つめのポイントは、光の広がり方。

LEDの光は「指向性」が強く、まっすぐに進む性質をもっています。
そのため、光に方向性のある器具には適していますが、全体をともすタイプの照明などには不向きと言えます。

まずは、トイレなど頻繁にスイッチをON・OFFするところや、高くて取り替えが困難な場所や、廊下や玄関などLEDならではの特長を活かせるポイントから始めてみては?

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4月8日放送『広大生がリユース市』

入学式を目前に控えた4月1日の広島大学。

卒業していった先輩たちが後輩に使ってもらおうと家具などを集めたリユース市が開かれていました。

イベントを仕掛けたのは、広島大学の環境サークル「えこ・ぺーじ」のみなさん。
みなさんの理念は「あしもとから始めるエコ」。

回収作業は3月の終わり、1台の軽トラックをフル回転して先輩の家をまわりました。

春から大学院進学で一人暮らしをしなくなる鈴木さん提供したのは、大きな本棚。

新入生へのメッセージを書くのも「えこ・ぺーじ」のリユース市ならでは。

そして、リユース市当日。
提供した鈴木さんも手伝いにやってきていました。

ドキドキしながら見守っていた、鈴木さんの本棚も無事に売れました。
本棚を買った新入生も「大事に使います」と嬉しそう。

卒業生も新入生も喜ぶリユース市。
「物を大切にする」という気持ちと
環境を思う心は受け継がれていきます。

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4月1日放送『究極のエコ住宅』

東広島市黒瀬町にある「究極のエコ住宅」。テーマは「小さな地球」だそうです。
一体どんなお宅なのでしょうか?

なんと、台所・トイレ・お風呂・洗濯機の
排水を全て、いったん「合併処理浄化槽」 で処理され、その水が「土壌浄化槽」に送られ、土が汚水の中の有機物を分解して池に流れるという仕組み。

2つの浄化槽で処理された水は池に流れ出ます。

池の処理水が一定の水位に達するとあふれ出し、地下に浸透。
さらに土で浄化された水を井戸でくみ上げ生活に使うといった循環システムで、このお宅では20年以上排水を出していないんだそう。

究極のエコ住宅の主・安藤忠雄さん、実は広島大学の名誉教授で農学博士なのです。

浄化槽のほかにも、家の南側には採光のため一面に 大きな窓をつけたり、

断熱のため二重ガラス窓を採用したり・・・

そんな安藤さんですが、私たちにもできる省エネを教えてくださいました。
それが名づけて「計るだけカーボンダイエット」。

毎日使う電気・ガス・水道代などを記録し、どこにムダがあるのかが分かると自然と そこを減らす努力をすることで、おのずと省エネができるといいます。
「少しでも未来の世代が安心して暮らせる地球環境にしなければいけない」と安藤さんは話します。

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