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自然の営みを通して環境を守る人や団体を取材します

2009年11月放送の番組のご紹介

11月26日放送『バイオマス利用で里山再生』

今、注目されている地球に優しいエネルギー『バイオマス』は生物資源。
生き物から出来たものという意味です。
石油に代わるエネルギー源として利用が広まっています。

森林が市の面積の84%を占めている庄原市。
しかし資源として生かされることはありませんでした。
そこで、注目したのが『バイオマス』だったのです。

ペレットは間伐材など不要な木片を圧縮加工した燃料材。
庄原市がそのペレットに着目した理由は森の中にありました。

間伐や枝打ちをして使っていなかった木材がエネルギーとして新しく生まれ変わるのです。

製紙用の木材チップを加工している工場では5年前からペレットに着目しています。


製紙工場へ運ばれるチップを作った際出てくる小さな木のくずがペレットの材料となるのです。
ペレット製造用の機械を導入した5年前に比べその需要は徐々に増えているとのこと。

この生み出されるエネルギーを活用するための仕組みが庄原市役所にありました。
新庁舎の地下に設置されたボイラーはペレットを使っています。
この時期は45度に温められた水が館内をめぐり、空調の温度をおよそ20度に調節しています。

少しずつ私たちの生活にも広がりを見せるペレット。
中心となるのがペレットストーブです。
去年11月に33万円でストーブを購入したお宅を訪問。
決して安い買い物ではありませんでしたが
この1台で40畳のスペースを暖めているそうです。


イオマスエネルギーが普及するには少し時間がかかりそうですが、環境に負荷をかけない生活を送るために将来1つの選択肢になりそうです。

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11月19日放送『ドングリで遊んで環境を学ぼう』

クヌギ・アベマキ・アラカシ・ミズナラ… ドングリと呼ばれるものにはたくさんの仲間があります。

12月24日まで開かれている広島植物公園の大ドングリ展では国内で見られる20種類ほどのドングリや世界最大級のものなど
色々なドングリの特徴を学べます。

この時期はドングリがたくさん落ちている季節。広島市東区の二葉山で『ドングリ探訪会』に参加しました。
広島市東区の二葉山は戦前に軍事施設があった事からかつては登山禁止の山でした。
その間に、自然の流れでアカマツの林から日本有数の規模を誇るシリブカガシの優先林へと形を変えてきたそうです。

広島東照宮の入り口から登山を開始、歩き始めてすぐに、ドングリを発見します。
そこには、シリブカガシの木もありました。
シリブカガシは秋に花を咲かせます。
角みたいに見えるのは花の跡で遠くから見てもシリブカガシとわかります。
二葉山は、街中近くにありながら自然の多く残る森。さらに道なき道を進みます。

ドングリを拾いながらそしてドングリについて教わりながら頂上まで2時間かけて登りました。 参加者にとってもこの観察会はとても有意義だったようです。
お父さんたちにとっては昔の自分たちが遊んでいた山を思い出すことになり
遊び方などが伝わっていけばと話してくださいました。

実際ドングリでは楽しいクラフト作りがたくさんできます。
爪楊枝を刺してコマを作ったりドングリに顔を描いてオブジェとして飾るのも楽しいですね。

少しの山歩きで見つかるドングリを拾い集める事も山の環境を学ぶ一歩。
楽しみながら自然を見つめる事も大切な事だと思いました。

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11月12日放送『保温調理アイデアでエコクッキング』

あったか~い煮込み料理が食卓に並ぶ機会も増えるこの季節。
そこで今回は、煮込まずに保温の力を使うエコクッキング「保温調理」を紹介します。
「くれ環境市民の会」の青山さんに教えていただきました。

作るのは、ビーフシチュー。
いつもと違うのは煮込まないで保温するということだけ。
野菜や肉を一口大に切り、油を熱して炒め、水を加えて10分沸騰させます。
ここで早くもルーを入れかき混ぜておきます。

ここで登場するのが発泡スチロールの箱。スーパーなどで無料でもらえます。
中には丸めた新聞紙を詰めてタオルを広げておきましょう。

10分間煮込んだ鍋をこの箱に入れ、手早くタオルをかけて蓋をします。
待つこと20分―
鍋の温度が徐々に下がる間に野菜も柔らかくなりシチューの味がたっぷりしみ込むのです。

今回は比較のため
1. 同じ作り方をして火を止め おいておくもの、

2. そのまま煮込み続けるもの、も用意しました。

20分経過して発泡スチロールに入れていた鍋は83度に。
おいておいた鍋は20分で70度まで下がり
煮込み続けた鍋は90度以上のままでした。

では、その仕上がり具合をチェック。
発泡スチロールの箱に入れたものは野菜もやわらかく煮崩れもしていません。
一晩置いた美味しさを出していました!


20分煮込み続けたものはじゃがいもなど野菜が溶けてしまい舌触りが悪く・・・
過熱をやめそのままおいておいたものは、 肉も野菜も硬く食べきることはできませんでした。

煮続けているとガスや電気のエネルギーを使いっぱなし。
保温調理はその間エネルギーを使わないのでCO2が削減できてエネルギー代も節約できるのです。
今回の調理では、CO2を0.3kg削減。
電気代は15円の節約になりました。

もちろん、発泡スチロールの箱に限らずダンボール箱に入れたりフリースとビニールで包んだりと家庭でのやり方も様々な保温調理。おでんやカレー、肉じゃがなどにも応用できます。
エネルギーが必要な冬だからこそ保温調理を活用してエコに過ごしたいですね。

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11月5日放送『手軽な省エネ冬支度』

朝晩さむくなりましたが省エネしながらできる冬支度を広島市の主婦、町田さんに教えてもいただきました。
暖房器具を使う前に町田さんが心がけているのは家の中に暖かさをとりこんで、
逃がさないこと。
住居の断熱、これが一番の省エネです。

家の中から逃げる熱の約50%が窓などの開口部。
そこで熱を逃がさないために『空気の層』を作ることが大切です。

それでも朝晩寒く感じる時は やはり厚着すること。
朝起きたらチョッキ・靴下など 背中と足を温めると効果的。
寒さを感じるセンサーは 首・手首・足首ですからまずはそこを温めましょう。

その他にも、これからの季節、冷蔵庫の温度設定を『強』から『中』にするだけで年間25.3kgのCo2削減できますよ。

一方、あったか省エネグッズがぞくぞく登場中の東急ハンズをのぞいてみました。
カラフルな湯たんぽや話題の発熱繊維でできた肌着などたくさんあります。

ここでもキーワードは『空気の層』。
熱伝導率の低い空気の層を冷気と温かい空気の間にもうけることが温かく過ごす秘訣なのです。
中でも 肩と足をあたためる商品が人気だそうです。
暖房をつける前にできることはたくさんあります。
できるだけ取り込んだ熱を逃がさないことが温かく過ごすコツ。
ポイントをつかんであったかくエコに冬を乗り切りましょう。

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