Jステーション|地球派宣言

自然の営みを通して環境を守る人や団体を取材します。
これまでに放送された特別番組などはこちら。→【地球派のあゆみ】

5月放送の番組のご紹介

毎週木曜日午後5時45分頃から放送  


5月10日放送

 

【大学院生がジオマップ作り】



尾道市で、地元の自然に親しんでもらおうと、大地の地図という意味の「おのみちジオマップ」が作られました。

持ち運び便利なジャバラ折りで、写真ではなくイラストが描かれています。

地元の自然に親しんでもらおうと、このジオマップ作りを提案したのは、尾道市立大学でデザインを教える稲田教授。稲田教授は、尾道ユネスコ協会の会長でもあります。

実際に作ったのは、尾道市立大学の大学院生、中畑さんです。

中畑さんと一緒に、尾道の自然遺産を巡ることに・・・
はじめにやって来た、尾道水道が見渡せる場所で、地元の小学生が案内役の岡本先生から説明を受けていました。

主に小中学生を対象に作られたマップは、あえて写真を使わず親しみやすくなっています。

私たちがいるのは、マップに載っている「鼓岩(つづみいわ)」。

ポンポン岩とも言うそうですが・・・

これは遠い昔、地層ができるときに貫入がおき、マグマが膨らんで穴が開いたからだそう。

このポンポン岩の下は空洞になっているため、石でたたくとポンポンという音がするのだそう。

続いて、因島にある「鏡浦の大岩脈」。

県の天然記念物にも指定されている岩脈を船の上から観察します。中畑さんも海から見るのは初めてだそうです。

120メートルにも渡るこの白い帯は、ポンポン岩と同じように、マグマが下から押し上げてきたときに岩を割って入ってきた証拠なのだそう。

最後に見たのは、地蔵鼻という岬にあるお地蔵さんが掘られた花崗岩の大きな岩。

玉ねぎの皮がはがれるように皮を脱いで小さくなっていくことから、玉ねぎ状風化とも言います。

案内してもらった地元の小学生も、「尾道にはまだまだ知らない自然があって、もっと見てみたい」と満足そう。

子どもたちが物事に関心を持つには、まず「わかりやすさ」。やさしい解説と楽しいイラストが興味の扉を開けてくれるのです。

5月3日放送

 

【GWお出かけ情報(2)】
角島で自然を満喫

今回の地球派宣言は、広島から車で3時間、山口県角島の自然を満喫してきました!

コバルトブルーの澄み切った海が特徴の角島。

およそ1.8キロの長さがある角島大橋、その中間地点に位置する「鳩島」では、ミサゴやハヤブサをはじめ様々な野鳥を年間を通して観察することができます。

撮影をしていると、雄のミサゴがメスのために、エサを取って巣に戻ってきました。メスは、別の場所へ移動してお食事タイム。

また、ハヤブサはこの日3羽確認できましたが、これはとても珍しいことなのだそうです。

海の美しさに目を奪われる角島ですが、足元に目をやれば、島中でたくさんの草花を見ることができます。

サワオグルマというこの花は、菊の仲間。

こちらは、ムサシアブミという花、見た目は花ではないように見えますが、れっきとした花なんだそう。

また、海岸には砂丘を守るコウボウムギという砂を防ぐ役割を果たす植物がいました。

「つのしま自然館」では、展示を通して、島の歴史や自然への理解をより深めることができます。

こちらもぜひ覗いてみてください。

広島から日帰り圏内、山口県角島は、海の美しさだけにとどまらない自然の宝庫。

マナーを守り、自然を傷つけずに、誰にとっても居心地の良い場所であるよう大切にしていきたいと思いました。